今週は冒頭のコメントは割愛
FP3級試験で朝から出ていたのでお疲れです。受験結果は記事の下に。
それではさっそく米国株セクター分析をしていきます。
各種指数・指標の振り返り
米国主要指数パフォーマンス
指数 | 先週終値 | 今週終値 | 先週比 | 年初来 |
---|---|---|---|---|
S&P500指数 | 4,173.86 | 4,155.87 | 99.6% | 112.3% |
ナスダック100指数 | 13,393.12 | 13,411.74 | 100.1% | 105.6% |
ダウ平均株価 | 34,382.14 | 34,207.85 | 99.5% | 113.2% |
ラッセル2000指数 | 2,224.63 | 2,215.27 | 99.6% | 113.8% |
木曜日・金曜日は戻しましたが、それでも4指数とも下落しました
その他関連指標
指標 | 先週終値 | 今週終値 | 先週比 | 年初来 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 109.33 | 108.91 | 99.6% | 105.6% |
米国債10年利回り | 1.630 | 1.620 | 99.4% | 177.4% |
金価格(XAUUSD) | 1,843.17 | 1,881.25 | 102.1% | 96.8% |
WTI原油価格 | 65.46 | 63.85 | 97.5% | 134.9% |
ドル円・米国債10年利回りが上昇しましたが、ゴールドと原油価格も上昇しました。
米国株セクター分析結果
米国株セクター概要
finviz.comのS&P500Mapを用いてセクターの今週の値動きを把握します。
全体的には軟調でしたが半導体セクターは先週から戻しました
米国株セクターETF毎の騰落率サマリ
セクター分析に用いるETF一覧
微妙にfinviz.comのセクター分類と異なる銘柄が存在しています。例えば、ビザとマスターカードが金融ではなく、情報技術に分類されていたりします。
セクター | ETF | 主要構成企業(上位3位+私が気になった銘柄) |
---|---|---|
情報技術 | VGT | AAPL、MSFT、V、MA、NVDA、PYPL、ADBE |
一般消費財 | VCR | AMZN、TSLA、HD、MCD、NKE |
ヘルスケア | VHT | JNJ、UNH、PFE |
生活必需品 | VDC | PG、KO、PEP、WMT、PM |
素材 | VAW | LIN、APD、NEM |
公益 | VPU | NEE、D、DUK |
資本財 | VIS | UNP、HON、UPS |
通信 | VOX | FB、GOOG、GOOGL、VZ |
不動産 | IYR | AMT、PLD、CCI |
金融 | VFH | JPM、BRK-B、BAC |
エネルギー | VDE | XOM、CVX、COP |
セクターETFの株価(終値)と騰落率
各セクターETFの株価(終値)と騰落率は以下のとおりです。
セクター | ETF | 先週終値 | 今週終値 | 先週比 | 年初来 |
---|---|---|---|---|---|
情報技術 | VGT | 364.12 | 365.64 | 100.4% | 105.1% |
一般消費財 | VCR | 301.61 | 297.34 | 98.6% | 109.5% |
ヘルスケア | VHT | 237.86 | 240.00 | 100.9% | 107.8% |
生活必需品 | VDC | 185.38 | 185.09 | 99.8% | 107.5% |
素材 | VAW | 192.66 | 189.59 | 98.4% | 121.7% |
公益 | VPU | 144.08 | 144.37 | 100.2% | 107.8% |
資本財 | VIS | 200.19 | 197.01 | 98.4% | 118.6% |
通信 | VOX | 135.25 | 135.00 | 99.8% | 114.1% |
不動産 | IYR | 97.33 | 98.31 | 101.0% | 118.8% |
金融 | VFH | 93.31 | 92.60 | 99.2% | 129.0% |
エネルギー | VDE | 74.31 | 72.66 | 97.8% | 139.4% |
S&P500 | VOO | 382.95 | 381.47 | 99.6% | 112.5% |
セクターETFの株価(終値)の年初来騰落率
1位:エネルギー、2位:金融、3位:素材と先週から変化なし。情報技術は相変わらず弱い。
今週の注目セクター
素材セクターETFのVAWのチャートです。
コロナショックの底からのチャネルライン内できれいに推移しており、安心して見られるチャートです。
インフレ&好況時に強いセクターですが、まさにそのとおりの展開になっています。
わたしは180ドルで売却してしまいましたが、今後のテーパリングによる金利上昇を見込むのであれば素材セクターや消費財(、エネルギーは保有済み)あたりは追加投資してもいいかなと思っています。
チャネルラインの下限ラインに近づき、反発したことを確認したところで狙いところです。
あとがき
今週も投信積立おじさんはセクターETFの売買はしませんでした。
ゴールドをポートフォリオ比率に近づけるべく、ちょこちょこと積み増ししています。7月の夏のボーナスが出るまでは買増するお金がないため売買が難しそうです(自社株を売却して資金をゲットしたら行けるかも?)
やっとFP3級試験も終わり、自己採点では無事に合格水準でした!これでブログを執筆する時間を捻出できそうです。
【米国株】セクターETFの11種まとめを読んで米国株セクターの理解を深めよう!
コメント
いつも楽しみに見ています!
ファイナンシャルプランナー合格おめでとうございます!
セクターローテーションの図、分かりやすくてイイですね!
ざきさんコメントありがとうございます!
FP3級は無事に合格できたようでよかったです。
セクターローテーションの図は拾い物を加工しただけですがわかりやすいですよね。