【2021年5月3日週】米国株セクター分析

米国株セクター分析2021年5月3日週米国株セクター分析

今週は雇用統計の発表が予想を下回ったことで株式市場にはプラスになるという現象が起きました。

米4月雇用者数26.6万人増、予想大きく下回る-失業率6.1%に悪化

米4月雇用者数26.6万人増、予想大きく下回る-失業率6.1%に悪化
4月の米雇用者数は伸びが市場予想を大きく下回った。労働者の確保が困難で雇用市場の勢いが抑制されつつあることを示唆した形で、景気回復への課題が浮かび上がった。
ろじゃじろう
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そろそろテーパリングが囁かれていたところでしたので、この悪いニュースは市場に対しては良いニュースとなったようです。ここらへんを理解できるようになり、1年でだいぶ成長したなと感じています。

それではさっそく米国株セクター分析をしていきます。

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各種指数・指標の振り返り

米国主要指数パフォーマンス

指数先週終値今週終値先週比年初来
S&P500指数4,181.184,232.61101.2%114.4%
ナスダック100指数13,860.7613,719.6399.0%108.1%
ダウ平均株価33,874.8634,777.77102.7%115.1%
ラッセル2000指数2,266.452,271.63100.2%116.7%
ろじゃじろう
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ナスダックは弱かったです

その他関連指標

指標先週終値今週終値先週比年初来
米ドル/円109.29108.5499.3%105.3%
米国債10年利回り1.6351.58897.1%173.9%
金価格(XAUUSD)1,771.951,831.36103.4%94.3%
WTI原油価格63.4664.83102.2%136.9%
ろじゃじろう
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ドル円・米国債10年利回りが下落したこともあり、ゴールドと原油価格が上昇しました。

米国株セクター分析結果

米国株セクター概要

finviz.comのS&P500Mapを用いてセクターの今週の値動きを把握します。

S&P500Map
ろじゃじろう
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好決算だったのにも関わらず、GAFAM+テスラが軟調でした。

米国株セクターETF毎の騰落率サマリ

セクター分析に用いるETF一覧

微妙にfinviz.comのセクター分類と異なる銘柄が存在しています。例えば、ビザとマスターカードが金融ではなく、情報技術に分類されていたりします。

セクターETF主要構成企業(上位3位+私が気になった銘柄)
情報技術VGTAAPL、MSFT、V、MA、NVDA、PYPL、ADBE
一般消費財VCRAMZN、TSLA、HD、MCD、NKE
ヘルスケアVHTJNJ、UNH、PFE
生活必需品VDCPG、KO、PEP、WMT、PM
素材VAWLIN、APD、NEM
公益VPUNEE、D、DUK
資本財VISUNP、HON、UPS
通信VOXFB、GOOG、GOOGL、VZ
不動産IYRAMT、PLD、CCI
金融VFHJPM、BRK-B、BAC
エネルギーVDEXOM、CVX、COP
※ETFはバンガード社(不動産のみブラックロック社)

セクターETFの株価(終値)と騰落率

各セクターETFの株価(終値)と騰落率は以下のとおりです。

セクターETF先週終値今週終値先週比年初来
情報技術VGT376.94372.5098.8%107.1%
一般消費財VCR314.04312.4999.5%115.0%
ヘルスケアVHT238.23240.15100.8%107.9%
生活必需品VDC181.50184.66101.7%107.2%
素材VAW181.56193.04106.3%123.9%
公益VPU145.82144.5199.1%107.9%
資本財VIS196.05201.74102.9%121.4%
通信VOX138.70137.9199.4%116.5%
不動産IYR99.1998.5999.4%119.2%
金融VFH89.8093.23103.8%129.8%
エネルギーVDE68.2974.55109.2%143.0%
S&P500VOO383.57388.03101.2%114.5%

セクターETFの株価(終値)の年初来騰落率

セクターごとの年初来パフォーマンス
ろじゃじろう
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1位:エネルギー、2位:金融、3位:素材となり、不動産が5位に転落しました。エネルギーセクターが9.2%、素材セクターが6.3%、金融セクターが3.8%上昇しました。

セクターETF毎のチャート分析

Twitterでコメントを貰えなかったのでお休みします。自身でもこの形式じゃないなぁって思っていたこともありますので、もっと役立つものを考えようと思います。

あとがき

今週も投信積立おじさんはセクターETFの売買はしませんでした。

過去にやっていたセクターごとのチャート分析はなにげに時間がかかっていたのと一覧性にも欠けていたため、自身が使いやすい形式を見つけられるまでお休みします。

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