今週はS&P500、ダウ、ナスダック100の3指数が上昇、ラッセル2000は下げました。
わたしの含み益は最高値をつけて2020年を終えることができました
年末で出来高はいつもより1割程度少なめですが、逆にそれくらいしか減らないんだっていう感じでした。みんなコロナで家に引きこもってトレードでもしているのかな?
それではさっそく米国株セクター分析をしていきます。
各種指数・指標の振り返り
米国主要指数パフォーマンス
今週は主要3指数は良かったですが、ラッセルは調整しました(2021年1月1日調べ)
指数 | 先週終値 | 今週終値 | 騰落率 |
---|---|---|---|
S&P500指数 | 3,703.07 | 3756.08 | 101.4% |
ナスダック100指数 | 12,711.01 | 12888.28 | 101.4% |
ダウ平均株価 | 30,199.88 | 30606.49 | 101.3% |
ラッセル2000指数 | 2,003.95 | 1974.8554 | 98.5% |
米国市場は1月1日が年末年始のおやすみ。よく働きますね(笑)
その他関連指標
今年から株価指数以外にもウォッチしておくべき指標を増やしました。
指数 | 先週終値 | 今週終値 | 騰落率 |
---|---|---|---|
米ドル/円 | 103.665 | 103.252 | 99.6% |
米国債10年利回り | 0.928 | 0.918 | 98.9% |
ドル円は円安の流れが29日から円高に反転し、週で見るとトントンで終わりました。
一方で、米国債10年利回りは先週比で約1%下落しました。
2021年は米国債10年利回りは1%を超えてくるかな?
米国株セクター分析結果
米国株セクター概要
finviz.comのS&P500Mapを用いてセクターの今週の値動きを把握します(2021年1月1日調べ)。
2020年最終週は全面高となりました。景気よく締めくくれてよかったですね。
先週追加されたTSLAが10%近くも上昇していますね
米国株セクターETF毎の騰落率サマリ
セクター分析に用いるETF一覧
微妙にfinviz.comのセクター分類と異なる銘柄が存在しています。例えば、ビザとマスターカードが金融ではなく、情報技術に分類されていたりします。
セクター | ETF | 主要構成企業(上位3位+私が気になった銘柄) |
---|---|---|
情報技術 | VGT | AAPL、MSFT、V、MA、NVDA、PYPL、ADBE |
一般消費財 | VCR | AMZN、HD、TSLA、MCD、NKE |
ヘルスケア | VHT | JNJ、UNH、PFE |
生活必需品 | VDC | PG、KO、PEP、WMT、PM |
素材 | VAW | LIN、APD、NEM |
公益 | VPU | NEE、D、DUK |
資本財 | VIS | UNP、HON、UPS |
通信 | VOX | FB、GOOG、GOOGL、VZ |
不動産 | IYR | AMT、PLD、CCI |
金融 | VFH | JPM、BRK-B、BAC |
エネルギー | VDE | XOM、CVX、COP |
セクターETFの株価(終値)と騰落率
各セクターETFの株価(終値)と騰落率は以下のとおりです。
先週比:S&P500指数と先週終値を上回ったセクターは緑色、下回ったセクターは赤色で表示
年初来:S&P500指数と年初終値を上回ったセクターは緑色、下回ったセクターは赤色で表示
セクター | ETF | 先週終値 | 今週終値 | 先週比 | 年初来 |
---|---|---|---|---|---|
情報技術 | VGT | 352.88 | 353.79 | 100.3% | 141.9% |
一般消費財 | VCR | 272.44 | 275.18 | 101.0% | 143.5% |
ヘルスケア | VHT | 222.16 | 223.73 | 100.7% | 116.5% |
生活必需品 | VDC | 172.2 | 173.92 | 101.0% | 108.8% |
素材 | VAW | 155.52 | 156.97 | 100.9% | 118.2% |
公益 | VPU | 133.94 | 137.22 | 102.4% | 97.2% |
資本財 | VIS | 169.41 | 169.99 | 100.3% | 108.7% |
通信 | VOX | 118.61 | 120.2 | 101.3% | 126.5% |
不動産 | IYR | 84.29 | 85.65 | 101.6% | 93.0% |
金融 | VFH | 71.68 | 72.85 | 101.6% | 94.7% |
エネルギー | VDE | 52.16 | 51.86 | 99.4% | 63.1% |
S&P500 | VOO | 339.16 | 343.69 | 101.3% | 115.2% |
セクターETF毎のチャート分析
日々の値動きを把握するために、Trading Viewを用いてチャートをチェックします。
以下のチャートは全て「日足チャート」です。チャートに100日移動平均線、出来高を重ねています。また、テクニカル指標としてMACDとRSIも合わせて表示。
VOO(S&P500)
史上最高値を更新して2020年を終えました
VGT(情報技術)
VGTも高値圏でフィニッシュしました
VCR(一般消費財)
VCRも高値圏でフィニッシュ!これがクリスマスラリーでしょうか?
VHT(ヘルスケア)
VHTも終値では史上最高値を更新!ホルダーとしては嬉しい限り
VDC(生活必需品)
VDCも高値圏でのフィニッシュですが、上値が重そうな点が気になります
VAW(素材)
VDCと同じような感じで上値が重いですね
VPU(公益)
長らく続いた下落トレンドもついに反転か?
VIS(資本財)
VDC、VAWと同様上値が重い・・・
VOX(通信)
VOXも高値圏でフィニッシュ
IYR(不動産)
テクニカル的には年明けからはトレンド変換するかも?
VFH(金融)
今週も金利下落も、株価は上昇しました
VDE(エネルギー)
VDEを買おうと思っていましたが、手を出さなくてよかった
まとめ
ここ最近は大きな値動きがありませんが、落ち着いて投資方針を考えられますね。
あまり話題に出てこなくなってきたような気がするコロナ感染者数。2020年12月17日あたりに新規感染者数のピークをつけて、第3波の減少トレンドに入ったと思っていましたが、年末に向けて増えてきていますね。
コロナウイルスのワクチン接種が始まって2週間位経過しましたが、どれくらいの人数が接種したのか気になるところです(今は医療従事者や感染リスクの高い人達を優先にしていますが)。
わたし個人の意見ですがワクチンの副作用が怖いから接種するのを様子見したいという考えを持っていますが、そんな人達ばかりだとワクチンができたのに感染者数が抑えられないなんてことにもなりかねません。
次の記事は2021年の最初の相場の分析になります。クリスマスラリーで上昇してくれることを期待したいですね。
【米国株】セクターETFの11種まとめを読んで米国株セクターの理解を深めよう!
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