【2021年5月10日週】米国株セクター分析

米国株セクター分析2021年5月10日週米国株セクター分析

先週の雇用統計による上昇から一転、今週は大きく下げました。

消費者物価指数が予想を大幅に上振れしたことで、長期金利が上昇したことが影響しています。

ろじゃじろう
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現在は金融相場ということもあるため、景気回復・長期金利に非常に反応していますね。ハイパーグロース銘柄やテーマETFなどは手を出しづらい相場かと思います。

それではさっそく米国株セクター分析をしていきます。

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各種指数・指標の振り返り

米国主要指数パフォーマンス

指数先週終値今週終値先週比年初来
S&P500指数4,232.614,173.8698.6%112.8%
ナスダック100指数13,719.6313,393.1297.6%105.5%
ダウ平均株価34,777.7734,382.1498.9%113.8%
ラッセル2000指数2,271.632,224.6397.9%114.3%
ろじゃじろう
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木曜日・金曜日は戻しましたが、それでも4指数とも下落しました

その他関連指標

指標先週終値今週終値先週比年初来
米ドル/円108.54109.33100.7%106.0%
米国債10年利回り1.5881.630102.6%178.5%
金価格(XAUUSD)1,831.361,843.17100.6%94.9%
WTI原油価格64.8365.46101.0%138.3%
ろじゃじろう
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ドル円・米国債10年利回りが上昇しましたが、ゴールドと原油価格も上昇しました。

米国株セクター分析結果

米国株セクター概要

finviz.comのS&P500Mapを用いてセクターの今週の値動きを把握します。

S&P500Map
ろじゃじろう
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全体的に下げましたが、テスラの12%超の下落はすごいですね。

米国株セクターETF毎の騰落率サマリ

セクター分析に用いるETF一覧

微妙にfinviz.comのセクター分類と異なる銘柄が存在しています。例えば、ビザとマスターカードが金融ではなく、情報技術に分類されていたりします。

セクターETF主要構成企業(上位3位+私が気になった銘柄)
情報技術VGTAAPL、MSFT、V、MA、NVDA、PYPL、ADBE
一般消費財VCRAMZN、TSLA、HD、MCD、NKE
ヘルスケアVHTJNJ、UNH、PFE
生活必需品VDCPG、KO、PEP、WMT、PM
素材VAWLIN、APD、NEM
公益VPUNEE、D、DUK
資本財VISUNP、HON、UPS
通信VOXFB、GOOG、GOOGL、VZ
不動産IYRAMT、PLD、CCI
金融VFHJPM、BRK-B、BAC
エネルギーVDEXOM、CVX、COP
※ETFはバンガード社(不動産のみブラックロック社)

セクターETFの株価(終値)と騰落率

各セクターETFの株価(終値)と騰落率は以下のとおりです。

セクターETF先週終値今週終値先週比年初来
情報技術VGT372.50364.1297.8%104.7%
一般消費財VCR312.49301.6196.5%111.0%
ヘルスケアVHT240.15237.8699.0%106.9%
生活必需品VDC184.66185.38100.4%107.7%
素材VAW193.04192.6699.8%123.7%
公益VPU144.51144.0899.7%107.6%
資本財VIS201.74200.1999.2%120.5%
通信VOX137.91135.2598.1%114.3%
不動産IYR98.5997.3398.7%117.6%
金融VFH93.2393.31100.1%129.9%
エネルギーVDE74.5574.3199.7%142.5%
S&P500VOO388.03382.9598.7%113.0%

セクターETFの株価(終値)の年初来騰落率

セクターごとの年初来パフォーマンス
ろじゃじろう
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1位:エネルギー、2位:金融、3位:素材と先週から変化なし。

今週の注目セクター

情報技術セクターETFのVGTのチャートです。

全セクターの中で唯一チャネルラインの外にブレイクしてしまいました。週明け、チャネルライン内に戻ってこれるのか注目です。またRSIも黄色の下降トレンドラインを突破できるかあわせて確認していきたいところです。

あとがき

今週も投信積立おじさんはセクターETFの売買はしませんでした。

FP3級の試験が5月23日に迫っているということもあり、ブログ執筆は大幅に削減しています。試験終了以降にセクター分析の中身もリニューアル方針を考えていこうと思います。

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