今週は上院のジョージア週決選投票がありました。結果、民主党が2議席とも獲得しブルーウェーブになりましたが、60議席以上ないため議事妨害(フィリバスター)によって、結局は大きな議案は決められない展開が続きそうです。
相場の動きはリスク回避から月曜日は各セクター下落スタートしましたが、週末に行くにつれて戻していきました。
それではさっそく米国株セクター分析をしていきます。
各種指数・指標の振り返り
米国主要指数パフォーマンス
今週は主要4指数ともに上昇、その中でもラッセルは強かったです(2021年1月9日調べ)
指数 | 先週終値 | 今週終値 | 騰落率 |
---|---|---|---|
S&P500指数 | 3756.08 | 3824.69 | 101.8% |
ナスダック100指数 | 12888.28 | 13105.2 | 101.7% |
ダウ平均株価 | 30606.49 | 31097.98 | 101.6% |
ラッセル2000指数 | 1974.8554 | 2091.6585 | 105.9% |

金利上昇で下がると思われていたナスダックですが、上がっていきました・・・
その他関連指標
今回から金価格と原油価格も見ていくことにしました。
指数 | 先週終値 | 今週終値 | 騰落率 |
---|---|---|---|
米ドル/円 | 103.252 | 103.95 | 100.7% |
米国債10年利回り | 0.918 | 1.122 | 122.2% |
金価格(XAUUSD) | 1898.391 | 1849.215 | 97.4% |
WTI原油価格 | 48.18 | 52.61 | 109.2% |
今週のトピックスは米国債10年利回りが2020年3月19日ぶりに1%を超えたことです。これによってドル円も上昇、それらの影響で金価格や債券価格が下落しました。

金ETFをたくさん保有しているわたしはダメージを受けました(笑)
米国株セクター分析結果
米国株セクター概要
finviz.comのS&P500Mapを用いてセクターの今週の値動きを把握します(2021年1月9日調べ)。
不動産、公益、生活必需品が弱い週でした。またGAFAM(Google除く)も下げました。


今週もテスラがバグってる(笑)
米国株セクターETF毎の騰落率サマリ
セクター分析に用いるETF一覧
微妙にfinviz.comのセクター分類と異なる銘柄が存在しています。例えば、ビザとマスターカードが金融ではなく、情報技術に分類されていたりします。
セクター | ETF | 主要構成企業(上位3位+私が気になった銘柄) |
---|---|---|
情報技術 | VGT | AAPL、MSFT、V、MA、NVDA、PYPL、ADBE |
一般消費財 | VCR | AMZN、HD、TSLA、MCD、NKE |
ヘルスケア | VHT | JNJ、UNH、PFE |
生活必需品 | VDC | PG、KO、PEP、WMT、PM |
素材 | VAW | LIN、APD、NEM |
公益 | VPU | NEE、D、DUK |
資本財 | VIS | UNP、HON、UPS |
通信 | VOX | FB、GOOG、GOOGL、VZ |
不動産 | IYR | AMT、PLD、CCI |
金融 | VFH | JPM、BRK-B、BAC |
エネルギー | VDE | XOM、CVX、COP |
セクターETFの株価(終値)と騰落率
各セクターETFの株価(終値)と騰落率は以下のとおりです。
先週比:S&P500指数と先週終値を上回ったセクターは緑色、下回ったセクターは赤色で表示
年初来:S&P500指数と年初終値を上回ったセクターは緑色、下回ったセクターは赤色で表示
セクター | ETF | 年初株価 | 先週終値 | 今週終値 | 先週比 | 年初来 |
---|---|---|---|---|---|---|
情報技術 | VGT | 347.91 | 353.79 | 357.36 | 101.0% | 102.7% |
一般消費財 | VCR | 271.66 | 275.18 | 287.6 | 104.5% | 105.9% |
ヘルスケア | VHT | 222.58 | 223.73 | 232.02 | 103.7% | 104.2% |
生活必需品 | VDC | 172.18 | 173.92 | 173.21 | 99.6% | 100.6% |
素材 | VAW | 155.79 | 156.97 | 166.33 | 106.0% | 106.8% |
公益 | VPU | 133.95 | 137.22 | 136.74 | 99.7% | 102.1% |
資本財 | VIS | 166.14 | 169.99 | 174.05 | 102.4% | 104.8% |
通信 | VOX | 118.36 | 120.2 | 121.18 | 100.8% | 102.4% |
不動産 | IYR | 82.74 | 85.65 | 83.48 | 97.5% | 100.9% |
金融 | VFH | 71.81 | 72.85 | 76.36 | 104.8% | 106.3% |
エネルギー | VDE | 52.13 | 51.86 | 57.03 | 110.0% | 109.4% |
S&P500 | VOO | 339.03 | 343.69 | 350.42 | 102.0% | 103.4% |
セクターETF毎のチャート分析
日々の値動きを把握するために、Trading Viewを用いてチャートをチェックします。
以下のチャートは全て「日足チャート」です。チャートに100日移動平均線、出来高を重ねています。また、テクニカル指標としてMACDとRSIも合わせて表示。
MACDとRSIのシグナルが同じ場合は強いトレンドではありません。
VOO(S&P500)

終値でレジスタンス(上値の抵抗線)を突破したので来週も期待できそう
VGT(情報技術)

ブルーウェーブの懸念で下げましたが、結局は元に戻しました
VCR(一般消費財)

横ばいが続いていましたが、やっとトレンドが変わりました
VHT(ヘルスケア)

ブルーウェーブでオバマケア拡充の期待感から上昇するかも?
VDC(生活必需品)

11月からずっと横ばいが続いて眠い展開が続きます
VAW(素材)

過去90日で最大の出来高を伴って上昇、来週も期待ができそう
VPU(公益)

昨年ぱっとしなかった公益セクターですが今年はどうなるか?
VIS(資本財)

出来高を伴って長らく続いていた横ばいから脱却して上昇しました
VOX(通信)

出来高も過去90日と大差なく、他セクターと比べるとぱっとしないですね
IYR(不動産)

大きな出来高を伴って100日移動平均線で耐えました
VFH(金融)

金利上昇の影響で金融セクターは伸びていきそうです
VDE(エネルギー)

ダブルボトムで上昇トレンド入りだと判断してエネルギーセクターETFのXLEを買いました
まとめ
最初の週は多くのセクターが上昇してくれました。
ブルーウェーブで本格的にセクターローテーションが始まりそうな感じですね。
あと気になるのはコロナ感染者数が上昇トレンド入りしていることです。ワクチン接種が始まりましたが、行き渡るまでに時間がかかっているようで実体経済は厳しい展開が続きそうです。

今年も買った銘柄をガチホで積み立てていきます!
【米国株】セクターETFの11種まとめを読んで米国株セクターの理解を深めよう!
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