【2020年11月23日週】米国株セクター分析

米国株セクター分析2020年11月23日週米国株セクター分析

今週は不動産セクター以外はプラスになりましたので、含み益が増えた人が多かった週だったのではないでしょうか?わたしの米国株の含み益は過去最高水準を更新しています(が、ゴールドの含み損で、全体の含み益は相殺)。

全体的には出来高は多くなく、引き続き様子見の相場でした。

それではさっそく米国株セクター分析をしていきます。

米国主要指数パフォーマンス

今週は米国主要指数の3指数とも上昇しました(2020年11月28日調べ)。

指数先週終値今週終値騰落率
S&P500指数3,557.553,638.36102.3%
ナスダック100指数11,906.4412,258.21103.0%
ダウ平均株価29,263.4929,910.38102.2%

S&P500指数とダウ平均株価の終値は史上最高値を更新しています。

米国株セクター分析結果

米国株セクター概要

finviz.comのS&P500Mapを用いてセクターの今週の値動きを把握します(2020年11月28日調べ)。

今週は多くのセクターが上昇しました。先週に引き続き、エネルギーセクターが強い週でした。

セクターETF毎の騰落率サマリ

セクター分析に用いるETF一覧

微妙にfinviz.comのセクター分類と異なる銘柄が存在しています。例えば、ビザとマスターカードが金融ではなく、情報技術に分類されていたり、一般消費財セクターにTSLAが入っていたり(2020年11月28日現在ではS&P500にTSLAは入っていないので当然ですが)。

セクターETF主要構成企業(上位3位+私が気になった銘柄)
情報技術VGTAAPL、MSFT、V、MA、NVDA、PYPL、ADBE
一般消費財VCRAMZN、HD、TSLA、MCD、NKE
ヘルスケアVHTJNJ、UNH、PFE
生活必需品VDCPG、KO、PEP、WMT、PM
素材VAWLIN、APD、NEM
公益VPUNEE、D、DUK
資本財VISUNP、HON、UPS
通信VOXFB、GOOG、GOOGL、VZ
不動産IYRAMT、PLD、CCI
金融VFHJPM、BRK-B、BAC
エネルギーVDEXOM、CVX、COP
※ETFはバンガード社(不動産のみステート・ストリート社)、リンク先はブルームバーグ

セクターETFの株価(終値)と騰落率

各セクターETFの株価(終値)と騰落率は以下のとおりです。

セクターETF先週終値今週終値騰落率
情報技術VGT325.03333.09102.5%
一般消費財VCR252.5264.4104.7%
ヘルスケアVHT212.83215101.0%
生活必需品VDC170.86172.27100.8%
素材VAW149.7153.91102.8%
公益VPU138.67139.59100.7%
資本財VIS164.79169.09102.6%
通信VOX113116.09102.7%
不動産IYR84.9284.9100.0%
金融VFH67.2270.16104.4%
エネルギーVDE48.4352.74108.9%

セクターETF毎のチャート分析

日々の値動きを把握するために、Trading Viewを用いてチャートをチェックします。

以下のチャートは全て「日足チャート」です。チャートに100日移動平均線、出来高を重ねています。また、テクニカル指標としてMACDとRSIも合わせて表示。

今週はサンクスギビングデーで26日の米国市場はおやすみだったので日足は4本です。

VOO(S&P500)

月曜日から金曜日に向かって上昇しましたが、週末に向かって出来高は減少しています。

VGT(情報技術)

情報技術セクターは先週比2.5%のプラスとなりました。

出来高は週末に向かって尻すぼみになりました。先週も書きましたが、コロナワクチンの承認で一番マイナスの影響を受ける可能性の高いセクターでもあるため様子見されているような気がします。

12月前半には結果が判明しそうですから、来週は動きが大きくなるかもしれません。

VCR(一般消費財)

一般消費財セクターは先週比4.7%のプラスとなりました。この上昇はテスラの影響が大きそうです(20%近く上昇)。

一般消費財セクターは構成銘柄が全体的に上昇しましたが、情報技術セクター同様に出来高は尻すぼみでした。しかし、一般消費財セクターは情報技術とは逆にワクチン承認によって上昇が見込まれる銘柄が多数含まれているので、来週以降の値動きが気になるところです。

VHT(ヘルスケア)

ヘルスケアセクターは先週比1.0%のプラスになりました。

先週は2.5%マイナスでしたし、株価は最高値に戻っていません。

そしてこちらのセクターも出来高は尻すぼみ。引き続き、MACDは下に突き抜けたままですが、RSIは50を割っていませんし、下落トレンドというわけではありません。

こちらも先週に記載しましたが、ワクチン承認されると下落するセクターの一つと言われているため、短期的には下落するかもしれません。理由を再掲しておきます。

  • 製造ラインを単価の高い薬品から単価の安いコロナに回すことで生産性が低下
  • 入院などに伴う機器、器具などの利用が減る

100日移動平均線を割る展開になれば、買増していきます(現在、様子見で210.0ドル、207.5ドル、205.0ドル、202.5ドルで指値を入れています)。

VDC(生活必需品)

生活必需品セクターは先週比0.8%のプラスとなりました。

先週はマイナス1.4%でしたし、ヘルスケアセクター同様に株価は最高値に戻っていません。

月曜日の出来高は多かったですが、それ以降は尻すぼみ。テクニカル的にはMACDが下に突き抜けるかもしれません。週明けの動きに注目したいところです。

VDCもVHT同様に100日移動平均を下回ることがあれば、通常の積立分とは別に追加で買い増しを行う予定です。

VAW(素材)

素材セクターは先週比2.8%のプラスとなりました。

こちらのセクターも週末に向かって尻すぼみ。ワクチン承認されると各種産業が動き出すことで、銅や鉄などの価格上昇、株価も上昇という展開になるかもしれません。

VPU(公益)

公益セクターは先週比0.7%のプラスとなりました。

先週は4.7%のマイナスでしたので、まだまだ高値水準には戻れていません。

MACDやRSIを見ると下落サインが出ていますので、手を出しづらい状況です。

VIS(資本財)

資本財セクターは先週比2.6%のプラスとなりました。

11月にやっとコロナ前水準の株価を超えました。出来高は他の銘柄同様に多くないです。

VOX(通信)

通信セクターは先週比2.7%のプラスとなりました。

資本財同様に先月末から力強く上げていっています。

IYR(不動産)

不動産セクターは先週比0.0%で変わりませんでした(正確には0.02ドルマイナス)。

テクニカル的には下落サイン入りしそうな展開です。来週の値動きに注目です。

VFH(金融)

金融セクターは先週比4.4%のプラスとなりました。

ワクチン承認後に更なる長期金利の上昇となれば、コロナで出遅れている金融セクターは上昇余地も多いため期待の大きいセクターの一つになりそうです。

VDE(エネルギー)

エネルギーセクターは先週比8.9%となりました。先週も5.8%上げていましたので暴騰中です。

出来高の水準はこの数週間多いです。

セクターの時価総額の規模が大きくなく、コロナ前の水準にもまだまだ届いていないため、ハイテクセクターなどから少しでも資金が流れてくると大きく上昇が期待できます。

まとめ

全体的に出来高は少なく、来週以降に発表されるFDAによるコロナワクチン承認待ちという印象を受けました。

今後、セクターローテーションでこれまでパッとしなかった金融とエネルギーセクターが上昇していくのか注目です。

わたしも毎週分析をしているのであれば、長期保有用ではなく短期視点で資金をいくらか投入してみようかなと考えています。

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