わたしが情報技術セクターETF(VGT)に投資する3つの理由

情報技術セクターに投資する3つの理由銘柄解説

わたしが●●セクターETFに投資する●つの理由シリーズの第3弾!

今回は情報技術セクターETFのVGTです。

以前にセクターETFについて調査したところ、情報技術セクターETF(VGT)はバックテスト上でS&P500を上回るパフォーマンスでした(分析期間は2006年4月3日〜2020年9月19日)。

ただし、過去のトレンドが未来も続くとは言い切れません。わたしが情報技術セクターに投資するのは、長期的に成長し続けると考えているからです。

有名な情報技術系のETFと言えば、ナスダック100指数ETFのQQQを思い浮かべる人がいるんじゃないでしょうか?(正確にはQQQは情報技術セクターETFではないんですが、情報技術系の構成銘柄比率が高いため)

インベスコ社のサイトで確認できるQQQのセクター比率は以下のとおりです。

1位のInfomation Technologyが47.40%と約半分でアップルやマイクロソフト、アドビなどが該当します。2位のCommunication Servicesが20.03%でGoogleやfacebookなどが該当します。3位のConsumer Discretionaryは18.79%でアマゾンなどが該当します。

上記のようにセクターは違うものの、IT企業が多く含まれています。

私はQQQとVGTを同じ割合でポートフォリオに組み込むようにしているのですが、2つに投資する意味はあるのでしょうか?

わたしがVGTにも投資している3つの理由についてご紹介します。

情報技術セクターETFのVGTとは?

投資する理由をご紹介する前に、情報技術セクターETF(VGT)がどんなETFなのかを説明します。

情報技術セクターETFに含まれる業種の比率

情報技術セクターETFに含まれる業種は以下のとおりです(2020年9月30日時点)。

セクター構成比率
テクノロジー ハードウェア23.1 %
システム・ソフトウェア20.4 %
半導体15.3 %
情報処理・外注サービス14.1 %
アプリケーション・ソフトウェア13.9 %
情報技術コンサルティング・その他のサービス4.1 %
通信機器2.7 %
半導体装置2.2 %
Internet Services & Infrastructure1.5 %
電子装置・機器0.9 %
電子部品0.8 %
電子製品製造サービス0.6 %
テクノロジー ディストリビュータ0.4 %

個人的に想定外だったのが、1位がテクノロジーハードウェアだった点ですが、冷静に考えれば、アップルが入っているから当然ですね。2位のシステム・ソフトウェアはマイクロソフト、3位の半導体はエヌディビアとインテルといった感じです。

情報技術と言っても多岐にわたりますね。

情報技術セクターETFに含まれる銘柄

情報技術セクターETFは330社で構成されており、上位10は以下のとおりです(2020年9月30日時点)。

構成銘柄業種シンボル構成比
Apple Inc.テクノロジー ハードウェアAAPL21.91%
Microsoft Corp.システム・ソフトウェアMSFT16.53%
NVIDIA Corp.半導体NVDA3.63%
Visa Inc. Class A情報処理・外注サービスV3.44%
Mastercard Inc. Class A情報処理・外注サービスMA3.30%
Adobe Inc.アプリケーション・ソフトウェアADBE2.58%
salesforce.com Inc.アプリケーション・ソフトウェアCRM2.47%
PayPal Holdings Inc.情報処理・外注サービスPYPL2.40%
Intel Corp.半導体INTC2.39%
Cisco Systems Inc.通信機器CSCO1.82%

トップ10銘柄の業種比率と全体に占める割合

トップ10銘柄の業種比率と全体に占める割合は以下のとおりです(2020年9月30日時点)。

業種トップ10比率全体に占める割合
テクノロジー ハードウェア21.91%95%
システム・ソフトウェア16.53%81%
情報処理・外注サービス9.14%65%
半導体6.02%39%
アプリケーション・ソフトウェア5.04%36%
通信機器1.82%67%
総計60.46%

テクノロジーハードウェアはアップルで95%、システム・ソフトウェアはマイクロソフトで81%、情報処理・外注サービスはビザ、マスターカード、ペイパルで65%、通信機器はシスコで67%と多くのシェアを占めています。

ロジャーズ次郎がVGTに投資する3つの理由

前置きが長くなってしまいましたが、わたしがVGTに投資する理由を書いていきます。

圧倒的なパフォーマンス

これは言わずもがなですが、説明していきます。

VGTとQQQとS&P500のパフォーマンス比較

2005年1月から2020年10月のパフォーマンス比較です。

検証期間においてはS&P500を大きくアウトパフォームしています。

しかし、QQQの方がパフォーマンスは高いという結果になりました(シャープ・レシオなどの指標の面でも)。つまり過去の成果から判断すればVGTではなく、QQQに投資すればいいじゃんということになります。

IoTやM2Mによってあらゆるものが通信機器になる

IoTとは?

IoTとはInternet of Thingsの頭文字を取ったもので、モノのインターネットと言われます。モノがインターネット経由で通信することを意味します。

パソコンやスマホがインターネットにつながっているのは普通ですが、ウェアラブルデバイスやスマートスピーカー、家電、自動車などなど、ありとあらゆるものがネットに繋がっていくことを意味します。

M2Mとは?

次にM2MとはMachine to Machineの頭文字を取ったもので、機器同士が人間の介在無しにコミュニケーションをして動作するシステムのことです。

例えば、車の自動運転などで利用されます。車の周囲に設置されたカメラやセンサーによって人や障害物を把握しつつ、前の車と通信しあって車間距離を保ったり、信号機と通信して決められた位置で停止したりするために用いられます。

結局、それで?

組入比率10位のシスコ社が予想する日本におけるデバイス数/接続数の予測も年平均成長率は11%と右肩上がりの予想になっています。これは当然日本に限った話ではなく、全世界同様です。

これらのデバイスが通信をするためにはネットワークが必要になるのですが、5Gの普及によって、爆発的に増えていくことが予想されます。

以上のことにより、ハードウェアや半導体、通信機器、半導体装置などに関わる業種は成長し続けると考えています。

ちなみにQQQにもこういった企業は含まれていますので、どちらのETFにも共通した投資理由となります。

GAFAMの構成比率が自分好み

最後の理由がVGTにも投資する理由です。

VGTとQQQのトップ10比較

VGTとQQQの大きな違いにGAFAMの構成比率の違いがあります。

順位VGTVGT比率QQQQQQ比率
1Apple Inc.21.91%Apple Inc.12.98%
2Microsoft Corp.16.53%Microsoft Corp.10.68%
3NVIDIA Corp.3.63%Amazon.com Inc.10.60%
4Visa Inc. Class A3.44%Facebook Inc. Class A4.41%
5Mastercard Inc. Class A3.30%Alphabet Inc. Class A3.88%
6Adobe Inc.2.58%Alphabet Inc. Class C3.77%
7salesforce.com Inc.2.47%Tesla Inc.3.22%
8PayPal Holdings Inc.2.40%NVIDIA Corp.2.75%
9Intel Corp.2.39%PayPal Holdings Inc.1.94%
10Cisco Systems Inc.1.82%Adobe Inc.1.91%
VGTトップ10合計60.46%QQQトップ10合計56.14%

VGTにはアマゾン、フェイスブック、アルファベット(グーグル)が含まれていません。

構成銘柄の違いがVGTにも投資する理由に?

2つ目の理由に述べた領域に比べるとフェイスブックとグーグルの伸びが限定的なんじゃないかと考えているからです。この2社は収益の多くを広告から得ていますが、現時点でかなりのシェアを持っており、大きな成長が望めないんじゃないかと考えています。

ただ、アマゾンについてはECでの購入者増、AWSの利用拡大は続くと考えているため、QQQやVOOを通じて投資をしています。

まとめ

わたしが情報技術セクターETFのVGTに投資している理由をまとめると以下の通り。

  • 圧倒的なパフォーマンス
  • IoTやM2Mによってあらゆるものが通信機器になる
  • GAFAMの構成比率が自分好み

VGTとQQQは今後も長期的に成長する企業が構成されている優良なETFだと思っていますので、コツコツと積み立てていきます。

みなさんのポートフォリオを考える際の一助になれば幸いです。

コメント