2月の米国市場は途中まで上昇トレンドでしたが、最終週に大きく下落しました(汗)
米国債10年利回りが上昇した影響で、株式の魅力が相対的に下がったことが原因で、特にハイテクグロース株や小型株を中心に投資されていた方にとっては厳しい月だったのではないでしょうか?
また、ビットコインが1ヶ月で最大2倍近くまで上昇したりと、日々株式市場と向き合っている投資家にとっては忙しい月だったのではないでしょうか?
では、2021年2月のポートフォリオ・投資損益結果を報告していきます。
2021年2月金融資産
金融資産:4,526万円(先月比:10万円アップ)
直近の目標の1億円まで残り5,474万円
月の半ばまでは含み益が過去最高記録を更新し続けていましたが、最終週の下落で含み益は減ってしまいました。しかし、金融資産は先月比では10万円アップで終わりました。
かねてから2月は下落するという話もありましたので、比較的冷静に受け止めることができました。
冷静に受け止めることができている理由は大きく2つ。
1つ目はわたしのポートフォリオのキャッシュ比率が高いことです。キャッシュさえあれば下落局面は買増できる絶好のチャンスですからね。2つ目は毎月給与収入があり、その多くを投資に回せるように支出を抑えているためです。
買い増しできる機会だと捉えて、押し目を狙っていきます
2021年2月金融資産別のポートフォリオ
運用資産額の推移
2月には3000万円を突破するかも?と先月の報告で書いていましたが、運用額は160万円減少しました
今回の下落中に一気に再投資するのは危険と判断した結果なので、3月に(相場が落ち着いたタイミングで)再投資を完了させる予定です。
ポートフォリオとの乖離を確認
資産クラス | 目標 | 今月 | 先月比 | コメント |
---|---|---|---|---|
米国株 | 36.0% | 20.1% | 4.6% | 今月はかなり比率を高めることができた |
日本株 | 6.0% | 24.2% | -13.2% | 勤務先株式の売却で大幅ダウン、次は3ヶ月後 |
他国株 | 8.0% | 4.3% | 2.6% | 投信で色々とスポット購入をガッツリおこなった |
現金 | 22.0% | 37.1% | 2.9% | 勤務先の株を売却したことで現金比率が高まった |
債券 | 7.0% | 4.9% | 2.0% | 長期金利上昇で債券価格が下がったため一気に購入 |
コモディティ | 21.0% | 9.4% | 1.0% | 買い増ししている割にゴールドが軟調で比率高まらず |
現金目標を26%から22%、債券目標を4%から7%、コモディティを20%から21%に見直ししました。現金は1000万円を維持するように%を決めることにしました。
わたしにとっての1000万円は無収入でも3年以上暮らしていける金額になりますので、これでもキャッシュポジションはかなり高いですね(共働きなので、家計としてはもっと使っています)。
今後、自宅のリフォームで200万円弱掛かる見込みがある点、なにかお金を使いたい時に我慢しなくてよいという点(物欲はあまりないですが・・・)と大暴落が来た際に買い向かうための資金を確保しておきたいという思惑があります。
通常の生活に支障を与えない距離感で投資と付き合うのが、長期的に投資を続けられるポイントだと考えており、これでヨシとしています。
2021年2月銘柄別のポートフォリオ
勤務先の株式を除くと各銘柄ごとの比率は以下のようになりました。
保有比率TOP5銘柄の状況
銘柄 | 今月 | 先月 | 先月比 | コメント |
---|---|---|---|---|
GLDM | 18.9% | 25.5% | -6.6% | 他銘柄の比率アップ&株価だだ下がりの影響 |
VOO | 15.2% | 19.5% | -4.3% | 他銘柄の比率アップの影響 |
投信 米国株 | 7.8% | 4.4% | 3.4% | 積立に加えてスポットで購入、NISAでも月10万円 |
VHT | 7.4% | 9.5% | -2.1% | 他銘柄の比率アップの影響 |
投信 全世界株(除く日本) | 7.2% | 3.7% | 3.5% | 積立に加えてスポットで購入 |
VOOと投信 米国株を合計すると比率が1位になりました!我ながら比較的リスクの低いPFだなと思います
2021年2月売買明細
新規購入した株式・ETF
新たに購入した銘柄は以下の通りです。
銘柄 | 購入金額 | 購入数 | 説明 |
---|---|---|---|
TLT | 538,626円 | 36 | 米国国債 20年超 ETF |
GLDM | 434,083円 | 230 | 金現物の値動きに連動するETF |
AGG | 366,565円 | 30 | 米国総合債券市場 ETF |
VAW | 344,953円 | 20 | 米国素材セクターETF |
XLE | 264,704円 | 50 | 米国エネルギーセクターETF |
VOO | 184,872円 | 5 | S&P500に連動するETF |
VCR | 154,365円 | 5 | 米国一般消費財セクターETF |
SLV | 105,504円 | 39 | 銀現物の値動きに連動するETF |
VHT | 98,585円 | 4 | 米国ヘルスケアセクターETF |
VGT | 75,153円 | 2 | 米国情報技術セクターETF |
VDC | 35,111円 | 2 | 米国生活必需品セクターETF |
総計 | 2,602,520円 | – | – |
今月は月末に債券をたくさん買い増ししました。またセクターETFを使った短期トレードにもチャレンジしたためVCR、XLE、VAWなども初登場しています
上記の表とグラフには投資信託が含まれておらず、約184万円(内、積立分は36.9万円)購入したので、合計金額は約444万円とかなりアグレッシブに買い増しをした月になりました。
売却した株式・ETF
2021年2月は勤務先の株式を売却しました。
銘柄 | 購入金額 | 売却金額 | 売却益 | 売却株数 |
---|---|---|---|---|
??? | 2,610,000円 | 6,310,000円 | 2,948,345円 | ??? |
税金で75万円も持っていかれて、「ク○がっ!」って思っちゃいました
投資パフォーマンス(2021年2月27日時点:投資期間13ヶ月)
税引後利益(含み益+売却益)の推移
勤務先株式を除いた利益の推移です。
先月から減ってしまいましたが、地道に積み立てていきます
iDeCo
iDeCoだけ一つのレポートで出せないため、別に切り出して報告します。
含み益は33,068円(114.4%)となりました。
iDeCoは全米株式100%で運用しています
配当金
投資金額が増加していくにつれて、配当金も大きくなってきました。
銘柄 | 2021年2月 | 総計 |
---|---|---|
VDC | 124.66 | |
VOO | 107.84 | |
VYM | 67.49 | |
SPYD | 37.17 | |
HDV | 28.99 | |
VHT | 28.47 | |
VGT | 23.99 | |
QQQ | 9.95 | |
AGG | 1.4 | 5.67 |
TLT | 1.15 | 5.19 |
GOLD | 4.64 | |
VGIT | 0.28 | 3.71 |
XLF | 1.77 | |
総計 | 2.83 | 449.54 |
総計 | 2.83 | 449.54 |
この数ヶ月でかなり買い増ししていったため、3月の配当金は3万円くらいになるのではないかと見込んでいます
VS S&P500
ろじゃじろうの秘密のポートフォリオ5種ができた2020年9月からのS&P500とパフォーマンス比較していきます。
生活必需品セクター、ヘルスケアセクターが軟調であることから予想していましたが差が広がっている(笑)
金融やエネルギーなどの出遅れセクターは伸び代が大きそうですし、ここから更に差がつくかもしれません。とりあえず、2〜3年くらいは様子をみようと考えています。
翌月の投資方針
まず投資のベースとしては、以下の資産を積立ていく予定です。
資産 | 購入金額 |
---|---|
米国株・ETF | 402,000円 |
金(ゴールド) | 130,000円 |
銀(シルバー) | 13,000円 |
投資信託 | 369,000円 |
債券 | 60,000円 |
iDeco | 23,000円 |
ビットコイン | 3,000円 |
合計 | 1,000,000円 |
先月から債券の積立金額を3万円増やす作戦です。キャッシュ比率が先月よりも高まっているため、株式市場が落ち着いてきたところで買い増ししていきます(なんやかんやで毎日ポチポチしちゃっていますが・・・)。
2月は最終週に下落が来ましたが、3月もマイペースに積み立てていきます
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