3月の米国市場も先月に引き続き、米国債10年利回りの動きに翻弄された1ヶ月となりました。
特に月初にハイテク銘柄の下げは大きく、QQQは8%近く(2月ピークからは12%)下げましたが、最終的には月初価格まで戻ってきました。わたしにとってはよい買い場となりました。
では、2021年3月のポートフォリオ・投資損益結果を報告していきます。
2021年3月金融資産
金融資産:4,674万円(先月比:148万円アップ)
直近の目標の1億円まで残り5,326万円
月初は含み益が減り続けていましたが、いい感じのタイミングで買い増しできたこともあり、月末時点では大きくプラスにすることができました。また、円安効果の影響(約+4%)も大きかったです。
多少、テクニカル分析ができるようになって、ノーロジックでナンピン買いしなくなった点は成長したなと実感した3月でした(2月下旬に買い向かわなくて正解でした)
金融資産が大きく先月から増えましたが、4月には180万円リフォーム代で出ていきますので、金融資産がマイナスになる見込みです。
2021年3月金融資産別のポートフォリオ
運用資産額の推移
運用額は3400万円と先月から600万円増えました。日々の含み益の増減が数十万単位で動くようになりました。
ポートフォリオとの乖離を確認
資産クラス | 目標 | 今月 | 先月比 | コメント |
---|---|---|---|---|
米国株 | 36% | 31% | 10% | 理想の比率まであと少し |
日本株 | 6% | 24% | 0% | 勤務先の株式を売却すれば完了 |
他国株 | 8% | 5% | 0% | 投資信託で地道に買い増ししていく |
現金 | 22% | 26% | -12% | 理想のキャッシュポジションまであと一歩 |
債券 | 7% | 4% | -1% | 金利上昇→債券価格の下落で比率ダウン |
コモディティ | 21% | 11% | 2% | 買い増しし続けているけど価格があがらない |
かなりポートフォリオとの乖離が縮まってきました。なかなかリバランスが終わりませんが、一歩ずつ目標に近づいているのでヨシとします。
ちなみに4月に風呂リフォームで180万円出ていくので、キャッシュポジションは目標の比率になり、それ以外の資産比率が高まります。
これで現金が1000万円になります。400万円が生活防衛資金、600万円が暴落時の投資資金です。
投資効率が悪いということは理解していますが、ある程度のキャッシュを持っておくことで、ストレスなく、安心して投資し続けることができるなと思いました(あくまでわたしは)。
ちなみに大暴落時に出動させるお金以外は全部投資したので、4月以降は給与から生活費を引いた余剰資金を投資信託に突っ込むだけになります。投資信託の比率がドンドン高くなっていき、そのうち投資をしていることを忘れてしまうかもしれません(笑)
2021年3月銘柄別の比率
勤務先の株式を除くと各銘柄ごとの比率は以下のようになりました。
保有比率TOP5銘柄の状況
銘柄 | 今月 | 先月 | 先月比 | コメント |
---|---|---|---|---|
VOO | 17.4% | 15.2% | 2.2% | 100万円以上買い増ししました |
GLDM | 17.3% | 18.9% | -1.6% | 他銘柄の比率アップの影響 |
VDC | 6.6% | 7.0% | -0.4% | 他銘柄の比率アップの影響(買い増ししたんですけど下がった) |
VHT | 6.6% | 7.4% | -0.8% | 他銘柄の比率アップの影響(買い増ししたんですけど下がった) |
QQQ | 6.7% | 3.5% | 3.2% | 100万円弱買い増ししました |
自身のポートフォリオと比べるとQQQが高くなりすぎました。ハイテクが売られ過ぎだろうということで、一気に買い増ししてしまいました(笑)このまま保有し続けるのか、どこかで一部利確するのかはこれから考えます。
2021年3月売買明細
新規購入した株式・ETF
新たに購入した銘柄は以下の通りです。
銘柄 | 購入金額 | 購入数 | 説明 |
---|---|---|---|
VOO | 1,149,093円 | 30 | S&P500に連動するETF |
QQQ | 931,077円 | 27 | ナスダック100指数に連動するETF |
GLDM | 626,383円 | 335 | 金現物の値動きに連動するETF |
TLT | 449,984円 | 30 | 米国国債 20年超 ETF |
AGG | 374,153円 | 30 | 米国総合債券市場 ETF |
VAW | 287,182円 | 16 | 米国素材セクターETF |
VGT | 269,940円 | 7 | 米国情報技術セクターETF |
XLE | 267,636円 | 50 | 米国エネルギーセクターETF |
VDC | 257,051円 | 13 | 米国生活必需品セクターETF |
VHT | 247,078円 | 10 | 米国ヘルスケアセクターETF |
SLV | 211,929円 | 81 | 銀現物の値動きに連動するETF |
NVDA | 168,496円 | 3 | エヌディビア |
VCR | ¥94,111円 | 3 | 米国一般消費財セクターETF |
SMH | ¥49,233円 | 2 | 米国に上場する半導体指数に連動するETF |
総計 | 5,383,344円 | – | – |
セクターETFを用いた短期売買はエネルギーセクターETFのXLEで実施しました
上記の表とグラフには投資信託が含まれておらず、約124万円を購入したので、合計金額は約652万円とかなりアグレッシブに買い増しをした月になりました。おそらく今後の人生の中でも単月で投資する金額としては最高額になるのではないかと思います。
売却した株式・ETF
2021年3月は勤務先の株式を売却しました。
銘柄 | 購入金額 | 売却金額 | 売却益 | 売却株数 |
---|---|---|---|---|
XLE | 432,921円 | 509,097円 | 76,176円 | 90 |
わたしが売却したあとに大きく下げ、書い直すことができたのでよいトレードでした。副業として考えれば十分なリターンですね。
投資パフォーマンス(2021年3月31日時点:投資期間14ヶ月)
税引後利益(含み益+売却益)の推移
勤務先株式を除いた利益の推移です。
4月は過去のパフォーマンスからは上がりやすい月と言われていますし、更に含み益が増えていってくれるんじゃないかと期待しています。
配当金
投資金額が増加していくにつれて、配当金も大きくなってきました。
銘柄 | 2021年3月 | 総計 |
---|---|---|
VOO | 200.00 | |
VDC | 176.71 | |
VYM | 67.49 | |
VHT | 54.92 | |
SPYD | 37.17 | |
VGT | 36.1 | |
HDV | 28.99 | |
AGG | 5.47 | 11.14 |
TLT | 5.57 | 10.76 |
QQQ | 9.95 | |
GOLD | 4.64 | |
VGIT | 0.24 | 3.95 |
XLF | 1.77 | |
総計 | 11.28 | 643.59 |
3月も債券の配当金しか振り込まれませんでした(バンガード社の配当は4月に振り込まれた)。ただ、債券を買い増し続けていた影響で、毎月1000円程度は配当をもらえる状態になりました。
VS S&P500
ろじゃじろうの秘密のポートフォリオ5種ができた2020年9月からのS&P500とパフォーマンス比較していきます。
引き続き、S&P500のパフォーマンスに負けています(笑)なんとか3月のパフォーマンスは傾きが同じなのでついていけているようです。
セクターETFは短期売買目的で利用しており、この比率になるように買い増ししていないので、次月以降このコーナーはやめるかもしれません(笑)
翌月の投資方針
まず投資のベースとしては、以下の資産を積立ていく予定です。
資産 | 購入金額 |
---|---|
投資信託 | 269,000円 |
金(ゴールド) | 100,000円 |
債券 | 40,000円 |
iDeco | 23,000円 |
銀(シルバー) | 10,000円 |
ビットコイン | 3,000円 |
合計 | 445,000円 |
投資資金もなくなったため、4月以降は粛々と投資信託とコモディティ、債券を決められた金額を積み立てていくだけのおじさんになります(笑)夏のボーナスが出た際に追加で投資しようと思いますが、投資信託をスポット購入するだけになるかも?
3月はいい感じに含み益を増やすことができましたが、地合いがよかっただけですし、調子に乗らないようにこれからも機械的に投資していきます!
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