わたしはゴールド関連に金融資産の14%を投資しています(目標16%)。
それくらいゴールドを重要視しているわたしですが、自身が買い増しする際の思考プロセスを記事にしました。ゴールドをポートフォリオに入れる重要性をわかっていて、スポットで追加購入しようかどうかを考えている人の参考情報になれば幸いです。
もし、長期投資は毎月一定額を積み立てていくかどうかを迷っている人は下記の記事を参考にしてみてください。
ゴールドのチャート分析
ゴールド価格
2020年8月にピークを付けたあとダウントレンドを形成していましたが、2021年3月末からアップトレンドに転換しました。
直近では2021年6月3日の失業保険申請件数、ADP雇用統計、ISM非製造業指数の発表により、3%弱の下落をしました。しかし、2021年6月4日の雇用統計の結果が市場予想を下回ったことで、2%ほど回復しました。
ここで面白いポイントとして、ダウントレンドの上値抵抗線(レジスタンスライン)だった赤い線が、今後とは下値支持線(サポートライン)として2021年6月4日に機能してくれたところです。こちらのトレンドラインは今後も意識するとよさそうです。
2021年2月以降のチャートにフォーカスしました。
3月末以降は緑色のチャネルラインの中で推移していることがわかります。わたしは毎月の定期買付以外で買い増しする際はチャネルラインの中心線より下のところを意識しています。
来週6月10日にはCPI(消費者物価指数)の発表があり、これによって大きく増減する可能性があるため、下げるようであれば買い増しを検討できます。検討できますというのはチャネルラインの下に行ってしまった場合はもうしばらく下がる可能性があるため注意が必要ということです。
その際に使えるのが冒頭で説明した過去のダウントレンドのレジスタンスラインです。6月10日時点は1845ドルあたりになります。
これをブレイクすると次に意識したいのは100日移動平均線(青い線)です。こちらは1795ドルあたりになる見込みです。よって、キリのより1800ドルあたりも意識されそうです。
金鉱株ETF
ここでは金鉱株ETFのGDX(大手金鉱株)を見ていきます。
さきほどのゴールドのチャートと似ていることがわかります。
これは金鉱株(GDX)の方が8月のピークから下落する傾き(勢い)が強かったこととボトムから上昇するタイミングが早かったためです。
金鉱株はゴールドの動きに連動しますが、ボラタリティ(変動率)が高いため、上がる時も下がる時も大きな動きをします。
その理由の詳細についてはバフェット太郎さんのYouTubeがわかりやすいので参考にしてみてください。
いま投資するべきかどうか?
わたしは来週もコツコツと毎日買い増しをしていく予定です。一気に買わない理由は6月10日のCPI(消費者物価指数)の発表を受けて、大きく株価が変動した際に後悔したくないからです。
下落した際には「あー、やっぱり買うの待っていればよかった」となりますし、上昇した際には「あー、やっぱり買っていればよかった」となることを避けるためです。
よって、タイミングを見計らってトレードするなら、チャネルラインの範囲内で下の方に来たタイミングで拾っていく感じがよいと考えています。
記事にしてみましたが普通のことしか言っておらず、なんじゃこりゃという感じになりましたが、そんな魔法のようなアイデアはないですね(あったとしてもわたしが提供できるとは思っていません 笑)
今回のような内容に需要があるのであれば、今後も不定期で記事化しようと思います。
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