米国株・米国ETFの売買代金ランキングから考えさせられたこと

米国株・米国ETF売買ランキング資産形成の考え方

米国株や米国ETFのランキングについて考えてみました。みなさんは何かしら購入しようとする時にランキングを参考にする方は多いのではないでしょうか?それはランキング上位のものを選択すれば「いいものに違いない」、「ハズレを引きづらいだろう」という心理からくるものです。

特にその商材に対しての知識がない人ほどランキングを活用する傾向にあります。

わたしも商品購入時にランキングを利用することがありますが、株式投資でランキングを参考にしたことがありませんでした。ふと、楽天証券とSBI証券で米国株と米国ETFのランキングを調べてみたら、いくつかの気づきを得られましたので、そちらを記事にしました。

先に結論を書いておきますが、わたしは株式投資においてランキングなんてものは使うべきではないと考えています。

今回利用したランキング情報源

米国株の売買代金ランキングからの気づき

ランキング結果

集計期間は2020年12月21日(月)〜2020年12月25日(金)です。

ハイテク企業が大半を占めており、個人的には意外な感じはしませんでした。

順位楽天証券SBI証券業種(楽天 / SBI)
1TSLATSLA自動車・自動車関連
2AAPLAAPLコンピュータ関連
3AICRWDソフトウェア・ソフトウェアサービス
4ZMROOTソフトウェア・ソフトウェアサービス
5IACSQインターネットサービス / 情報処理サービス
6SQZM情報処理サービス / ソフトウェア・ソフトウェアサービス
7CRWDIACソフトウェア・ソフトウェアサービス / インターネットサービス
8RKTAIソフトウェア・ソフトウェアサービス
9PLTRMSFTソフトウェア・ソフトウェアサービス
10MRNAAMZN医薬品(バイオテクノロジー) / 小売

12月21日はテスラのS&P500組み入れもあり、売買代金ランキング1位になったと思います。

ろじゃじろう
ろじゃじろう

7銘柄が重複していました

このランキングをどう活用しているのか?

おそらく「ランキング上位のものを買っておけば間違いないだろう」みたいな発想で利用していることが想像できます。

今回、ランクインしている企業は長期的に伸びていきそうな会社ばかりですし、買うこと自体は問題はないと思います(仮に下がっても責任は持てませんけどね 笑)。

しかし、ランキング情報を利用して購入した後に暴落が来たらどうでしょうか?

株式投資においてのハズレは含み損が出ることですから、「ランキング=ハズレが少ない」ということだけで購入してしまうと、保有し続ける理由がないため、「ランキング上位だったから買ったのに損したじゃねーか!」みたいな感じで短期で狼狽売りをしてしまう人が生まれてしまいます。

よって、株式についてはランキングを元にした売買はおこなわない方がよいと考えています。

米国ETFの売買代金ランキングからの気づき

ランキング結果

集計期間は2020年12月21日(月)〜2020年12月25日(金)です。

わたしの第一印象は「SBI証券、債券多くね!?」でした。

順位楽天証券SBI証券ETF特徴(楽天 / SBI)
1VOOHYGS&P500 / ハイイールド社債
2VTILQD米国株式 / 投資適格社債
3QQQSHYナスダック100 / 米国国債 1-3年
4TECLJNKテクノロジー株ブル3倍 / ハイイールド債券
5SPXLSPXLS&P500ブル3倍
6SPYDVCSHS&P500高配当株 / 米国短期社債
7SLVVOOシルバー(銀) / S&P500
8ICLNEMBクリーンエネルギー / 新興国債券
9SOXLQQQ半導体ブル3倍 / ナスダック100
10VYMAGG高配当株 / 米国総合債券
ろじゃじろう
ろじゃじろう

VOO、SPXL、QQQの3銘柄しか重複していませんでした

ランキング元で全然構成銘柄が違う

一番驚いた点は楽天証券とSBI証券でほとんどランキングの中身が異なっている点です。

普通は楽天証券を利用している人は楽天証券のランキング、SBI証券を利用している人はSBI証券のランキングしか利用しないと思いますので、どちらの証券会社で口座を開設するかで購入するアセット(資産)の種類すらも変わってしまう可能性があるということです。

ランキングは切り口や情報元によっても変わってきますし、一つの情報源だけで判断しないことが重要です(これは株式投資に限った話ではありませんが)。

普段、ツイッターなどでよく目にするのは楽天証券の方にランクインしている銘柄ですね。

みんなリスクとりすぎじゃない?

楽天証券ランキングにレバレッジETFが3つ、SBI証券にもハイイールド債が2つランクインしているのを見て感じました。

わたしはある程度の資産があるため、じっくりと資産を増やしていく投資スタイルであることは間違いありません(個別株もやりませんし)。そんなおじさんからすると、地道にVOOなどのS&P500インデックスで資産形成したほうがいいんじゃないのかなって思いました。

ろじゃじろう
ろじゃじろう

投資目的は人それぞれですから、目的を果てせていればよいです

まとめ

わたしは株式投資においてランキングなんてものは使うべきではないと考えています。

それではなぜこのような記事を書いたかと言うと、「米国株 ランキング」「米国ETF ランキング」などというキーワードで検索している人が多く、検索流入を稼ぎたかったランキングを利用して意味もわからず失敗し、株式市場から退場する人を減らしたかったからです。

株式投資は食べ物や電化製品などの商材と同じような使い方はしないほうがよいです。ランキングは過去の波をあらわしたものであるため、波の頂点で購入して下降の一途をたどるなんてことも・・・(食べ物や電化製品は価値そのものが変わるわけではないためいいと思うんですけどね)。

もし、ランキングを利用する投資家レベルの方でしたら、S&P500と全米株式と全世界株式のどれに投資するか迷ったらコレを読んでみてください。

ろじゃじろう
ろじゃじろう

みなさんの投資の一助になれば幸いです

コメント