複利の力を活かす、長期投資でコツコツと資産形成しよう

複利の力、長期投資でコツコツ資産形成の考え方

株式投資と聞くと「短期で爆上げして一獲千金」みたいなイメージを持つ方が少なくありません。私も若かりし頃はそんな感じでした(笑)

皆さんは「複利」についてちゃんと理解できていますか?

資産形成上では重要な考え方です。

しっかりと理解して、投資の成功率を高めましょう!

複利の力は期間が伸びると凄まじい効果を生み出す

複利とは?

ウィキペディア(Wikipedia)には以下のように記されています。

複利(ふくり、英: compound interest)や重利(じゅうり)とは、複利法によって計算された利子のこと。複利法とは、元金(がんきん)によって生じた利子を次期の元金に組み入れる方式であり、元金だけでなく利子にも次期の利子がつく。したがって、各期の利子が次第に増加していく。投資や借金などでは、雪だるま式に利子が増えていくことになる。

対義語は単利(たんり、英: simple interest)で、元金だけを利子の対象とするもの。

もう少し分かりやすく表と図で説明します。

複利の効果を解説

まずは元金1万円を複利10%、単利10%で運用した時の表です。

期間利回り保有額(複利)保有額(単利)増加率(複利)増加率(単利)
0年目¥10,000¥10,000100%100%
1年目10%¥11,000¥11,000110%110%
2年目10%¥12,100¥12,000121%120%
3年目10%¥13,310¥13,000133%130%
4年目10%¥14,641¥14,000146%140%
5年目10%¥16,105¥15,000161%150%

複利も単利も1年後は¥11,000円ですが、2年目以降の保有額が変わってきています。

その理由は2年目の複利は¥11,000に10%の利回りが適用され、単利は元金の¥10,000に10%の利回りが適用されます。同様に3年目の複利は¥12,100に10%の利回り、単利は元金の¥10,000に10%の利回りが適用されます。以降も同様です。

5年目には複利は¥16,105、単利は¥15,000とどちらも増えていますが、約1.07倍の差が生まれています。

複利は長期であればあるほど力を発揮する

先ほどは5年目までの表は、大きな差には見えなかったと思います。

10年目、20年目、30年目、40年目、50年目を比較してみました。

期間保有額(複利)保有額(単利)増加率(複利)増加率(単利)複利÷単利
10年目¥25,937¥20,000259%200%130%
20年目¥67,275¥30,000673%300%224%
30年目¥174,494¥40,0001,745%400%436%
40年目¥452,593¥50,0004,526%500%905%
50年目¥1,173,909¥60,00011,739%600%1,957%

複利と単利の保有額の10年目には1.3倍の差だったものが、20年目には2.2倍、30年目には4.3倍、40年目には9倍、50年目にはなんと19倍もの差が生まれます。

どうですか?複利の力の凄さが伝わりましたか?

ちなみにグラフにするとこんな感じです。

複利と単利の50年間の差(利回り10%)

単利がほとんど増えていないように見えちゃいますね。

複利の力を長期投資に活かすことで資産を形成する

複利の力をご理解いただけたところで、それをどのように投資に活かすのか?について説明をしていきます。

短期の売買を繰り返し、2倍、3倍に増やすことはできるかもしれません。しかし、それにはリスクも伴いますし、そういった銘柄を見つけることには相応の時間や銘柄のファンダメンタルやテクニカル分析をする能力が必要です。

トレードを専業にするような人ならまだしも、全ての人がそれをやるのはハードルが高いですが、複利の力を使えば初心者でも時間はかかりますが、資産を形成することはできます。

それは、全世界株式のVTやS&P500に連動する投資信託をコツコツと積み立てて、分配金を再投資し、それを長期で保有し続けるだけでも、老後に資産を残すことは可能です。

以下のグラフは、毎月1万円を積立、年率5%で50年間積み立てた結果です。

元金は600万円ですが、2500万円と4.2倍にもなっています。大金持ちになることは難しくても、小金持ちくらいには特殊なスキルや多くの時間を掛けなくてもなることはできます。

ただし、投資にリスクは付き物です。上記は「世界経済が長期でみれば成長し続ける」という前提に基づいた考え方です。実際にこれまで100年以上も成長し続けています。あなたが世界経済が成長し続けると思うのであれば、長期投資を1日でも早く開始しましょう!

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