【2026年8月15日更新】この記事は、2020年に公開した「1億円を目指す計画」を、実際の口座残高・売買履歴・保有数を使って更新したものです。自宅の評価額は含めていません。
2020年、金融資産約4,000万円から「57歳までに1億円」を目標に資産形成を始めました。2026年8月時点の連携口座残高は1億3,885万8,212円です。
ただし、約1.39億円は投資利益だけで増えた金額ではありません。給与などからの入金、勤務先株式、口座間の移管、売却済み資産、現金を含む残高です。相場が上がった結果だけを切り取らず、下落した月と、実際に何を買ってきたかも公開します。
約1.39億円や、現在の月40万円を超える入金額を、誰にでも再現できる標準として示す意図はありません。収入や家計が違えば、無理なく続けられる入金額も違います。比べてほしいのは金額ではなく、自分の収支の範囲で投資を続ける前後で、資産の増え方がどう変わるかです。
先に結論
1億円を目標より早く超えられた理由は、大きな入金だけでも、特定銘柄の的中だけでも説明できません。収入を増やし、支出を見直し、そこで残したお金を長期投資に回し続けたことが土台です。わたし自身、収入からお金を残すだけでは、現在と同じ速度で資産は増えませんでした。
2020年の約4,000万円から、2026年に約1.39億円へ

2020年10月の記録は4,016万7,859円でした。2021年は4,000万円台で上下し、2022年7月の5,571万1,740円から同年12月には5,246万919円へ約325万円減っています。2023年8月から9月にも約97万円減りました。
2023年12月の7,119万4,054円から、2024年12月は9,729万432円、2025年12月は1億2,129万7,722円となりました。このグラフは運用成績のグラフではなく、連携口座の残高記録です。入金、口座の追加・移管、勤務先株式などの影響を含むため、「約9,900万円を投資で稼いだ」という意味ではありません。
管理表の記録が空いている期間もあるため、このグラフだけでは途中の上下をすべて表せません。マネーフォワードの全期間推移では、資産が増えていく途中にも、ピークから約1,500万円減った局面が確認できます。
| 確認時点 | 金融資産 | 前の確認点から |
|---|---|---|
| 2020年10月 | 4,016万7,859円 | 記録開始時点 |
| 2021年5月 | 4,476万3,082円 | 2021年3月から約198万円減 |
| 2022年7月 | 5,571万1,740円 | その後、年末まで下落 |
| 2022年12月 | 5,246万919円 | 7月から約325万円減 |
| 2023年12月 | 7,119万4,054円 | 入金・値動き等を含む |
| 2024年12月 | 9,729万432円 | 入金・値動き等を含む |
| 2025年12月 | 1億2,129万7,722円 | 入金・値動き等を含む |
| 2026年8月 | 1億3,885万8,212円 | 連携口座残高 |
現在の金融資産の内訳
2026年8月15日時点の管理表を、資産クラスごとにまとめると次のとおりです。評価額は日々動きます。
| 資産クラス | 評価額 | 全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 米国株・米国ETF・米国株投信 | 8,197万4,296円 | 59.0% |
| 全世界株・先進国株など | 2,768万3,840円 | 19.9% |
| コモディティ | 1,269万8,613円 | 9.1% |
| 債券 | 741万1,091円 | 5.3% |
| 現金 | 723万3,563円 | 5.2% |
| 日本株・日本株投信など | 185万6,808円 | 1.3% |
| 合計 | 1億3,885万8,212円 | 100% |
管理表上の「購入金額」は累計8,426万6,399円、「含み益」は7,848万5,461円、「配当込み損益」は8,126万2,550円です。ただし、売却済み銘柄や移管を含む管理指標であり、これらを単純に足し引きして現在資産を分解することはできません。
保有数量と投資信託の口数まで公開
紹介報酬を得るためのモデルポートフォリオではなく、2026年8月15日時点でわたし自身が保有している数量です。ETFと個別株では単位が異なるため、種別を分けて数量だけを記載します。
ETF・個別株
| 種別 | 銘柄 | 保有数量 | 評価額 | 位置付け |
|---|---|---|---|---|
| ETF | VOO | 287 | 3,262万6,630円 | 米国大型株 |
| ETF | GLDM | 465 | 641万3,571円 | 金 |
| 個別株 | NVDA | 160 | 573万9,058円 | 半導体 |
| ETF | TLT | 385 | 503万1,712円 | 米国長期国債 |
| ETF | VHT | 70 | 350万9,330円 | ヘルスケア株 |
| ETF | VDC | 81 | 301万176円 | 生活必需品株 |
| ETF | SLV | 290 | 270万1,685円 | 銀 |
| ETF | DBA | 380 | 168万1,082円 | 農産物 |
| ETF | BNDX | 170 | 129万2,346円 | 米国外債券 |
| ETF | AGG | 70 | 108万7,034円 | 米国総合債券 |
| ETF | XLE | 74 | 72万9,830円 | エネルギー株 |
| ETF | GDX | 30 | 42万9,980円 | 金鉱株 |
| ETF | GDXJ | 20 | 37万6,247円 | 中小型金鉱株 |
| ETF | VGT | 7 | 13万6,671円 | 情報技術株 |
投資信託
投資信託は同じ指数でも口座区分ごとに保有口数が分かれるため、管理表どおりに分けて記載します。
| 口座区分 | ファンド | 保有口数 | 評価額 |
|---|---|---|---|
| 特定 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 4,303,838口 | 1,968万160円 |
| 特定 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 2,718,871口 | 1,060万8,763円 |
| 特定 | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 1,940,012口 | 763万3,559円 |
| 旧NISA | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 1,277,933口 | 584万3,604円 |
| NISA成長投資枠 | 楽天・プラス・オールカントリー | 2,145,608口 | 431万4,389円 |
| NISA成長投資枠 | 楽天・プラス・S&P500 | 2,086,930口 | 424万6,068円 |
| iDeCo | 全米株式 | — | 358万161円 |
| 特定 | eMAXIS Slim 新興国株式 | 923,372口 | 252万4,222円 |
| NISAつみたて投資枠 | 楽天・プラス・オールカントリー | 1,112,762口 | 223万7,542円 |
| NISAつみたて投資枠 | 楽天・プラス・S&P500 | 1,059,950口 | 215万6,574円 |
| 特定 | 楽天・プラス・S&P500 | 710,638口 | 144万5,864円 |
| 特定 | ニッセイ日経225 | 98,134口 | 85万6,808円 |
| 特定 | eMAXIS Slim 先進国株式(除く日本) | 78,386口 | 36万5,365円 |
iDeCoの全米株式は、現在サマリに口数が記録されていないため、推測せず評価額だけを掲載しています。
入金力を高めるために実際にやったこと
1. 60歳までの収支を先に作った
最初に行ったのは銘柄選びではなく、60歳までの収入と支出を年単位で並べることでした。住居費、保険、生活費、教育費などを置き、当時は年間360万円、月3万円ではなく月30万円を投資へ回せると見積もりました。
その後、現金比率を下げる期間は月50万円を入金しました。現在の管理表では、月44万6,000円の目標に対して月44万1,855円を記録しています。毎月必ず同じ額ではありませんが、高い利回りより「継続して回せる金額」を管理してきました。
2. 満足度が低い支出をやめた
当時はソーシャルゲームに月2〜3万円を使っていました。過去には飲み会や終電後のタクシーで月10万円ほど使う時期もありました。すべての娯楽を削るのではなく、支払った後に満足感が残らない支出から減らしました。
実際に行った支出改善5選と、衝動買いを抑える方法に具体策をまとめています。保険も一律に否定せず、目的と費用を見直した結果、10年間加入した積立型保険を解約して投資信託へ切り替えました。
3. 収入を上げても生活費を同じだけ上げなかった
新卒で入った会社に残っていた場合、現在の年収は6〜7割程度だったと思います。転職で収入を増やし、増えた分をそのまま生活水準へ使い切らないことで入金余力を作りました。過去には副業にも取り組みました。
収入を増やす選択肢は、売上額ではなく手残り・再現性・本業への影響で考えます。詳しくは会社員が投資の入金力を上げる方法で整理しています。
4. 株式だけに集中しなかった
現在は株式だけでなく、債券、金・銀なども保有しています。これは必ず損失を防ぐ配分ではありませんが、一つの値動きだけに資産全体を委ねないためです。配分の考え方はアセットアロケーションの決め方、戻し方はリバランスの方法で説明しています。
1億円を目指す人が先に決めること
- 現在の純資産を出す:資産だけでなく、住宅ローンなどの負債も分けて確認します。
- 近く使うお金を投資から外す:生活防衛資金、教育費、住宅費を確保します。
- 毎月の入金可能額を決める:無理な節約ではなく、長く続けられる額にします。
- 必要な利回りを逆算する:高すぎる利回りが必要なら、期間・目標額・入金額を見直します。
- 残高と入金額を別々に記録する:相場が下がっても、自分で積み上げた金額を見失わないようにします。
毎月の投資額が将来の資産へ与える影響は、資産形成は利回りより入金力で1万円と3万円を比較しています。
まとめ
2020年に約4,000万円から始めた記録は、2026年8月に約1.39億円になりました。その間には、資産残高がピークから約1,500万円減った期間もあります。
この結果から伝えたいのは「この銘柄を買えば1億円になる」「月44万円入金すればいい」という話ではありません。入金できる金額は人それぞれです。大切なのは、自分の収入、支出、入金、配分を一つの流れとして管理し、残したお金を下落時にも投資し続けられる設計を作ることです。その積み重ねが、預金だけでは得られなかった資産増加につながりました。
データ出典:ろじゃじろう「投資実績管理表」の現在サマリ、推移、月次サマリ、米国株式売買履歴。評価額・為替・保有数は2026年8月15日時点。端数処理により内訳の合計が一致しない場合があります。本記事は運営者個人の記録であり、将来の運用成果を保証するものではありません。



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