家計相談コーナーの8記事目もマネーフォワードさんが運営するMONEY PLUSで取り上げられていた相談にわたしが勝手に答えていきます。
今回は月収で手取り55万円と比較的高収入な30代後半の独身男性からのご相談です。
わたしと似たような所得ですが、ちょっと前までは相談者の方と同じような状況でした
このまま浪費していたはマズイと気づいた独身男性さんからの家計相談
30代男、一人暮らしです。独身男性が浪費を抑えるために有効な家計管理の方法はどんなものがありますか? 収入は手取りで55万円、ボーナスは150万円で年2回。家賃16万円、食費などの必要経費は10万円です。飲みや趣味の浪費が多く、給与から天引きしている10万円以外はほとんど残らず、月々の支出が赤字の場合はボーナスを切り崩してしまっています。
このままではマズいと思ってご相談しました。男性一人ですと意志力・自制心を失ってしまって浪費してしまうケースがほかにも多くあるのではないかと思います。
手取り55万だけど赤字月も… 独身男の賢い家計術は?
(30代後半 未婚 男性)
収入が増えても気づいたらお金が溶けている状況、わかります
浪費を抑えるために有効な家計管理の方法
はじめからお金が無かったものとして生活するだけ
どうしたら浪費が抑えられるのか、答えは簡単です。
はじめからお金が無かったものとして生活するだけです。具体的にはこの方はすでにされていますが、給与から天引をしているように、毎月自動的に引き落とされて貯蓄される仕組みをつくりましょう!
このブログでは何度も紹介していますが、本多静六さんの4分の1天引き法です。
誰でもできる本多静六の資産形成の方法を体現して豊かな人生を!
手取り55万円であれば、55万円÷4=13.75万円です。現在の積立に約4万円を追加します。しかし、収入を考えるともっと追加できると思われます。
わたしの2021年8月の貯蓄率は57%でした。つまり半分以上貯蓄に回していることになります。人それぞれライフスタイルも異なりますし、何%が適切という答えはありませんが、参考にしてみてください。
どの程度の積立をする必要があるかの答えは未来にある
収入の半分以上を貯蓄する人は稀でしょう(笑)わたしは資産形成が趣味のような感じになっているため特殊なケースです。
では、どの程度の貯蓄をすればよいのか?その答えは「未来」にあります。
あなたが将来どのような暮らしを送りたいのか、どの程度の支出が発生するのか、人生設計(ライフプランニング)をする必要があります。下記のサイトでポチポチと選択していくと、ほんの数分で試算することができますので、そこで出てきた結果を見ながら考えてみてください。
自分で描く未来予想図 ライフプランシミュレーション(外部サイト)
これはわたし自身の経験ですが、将来像がイメージできるようになると「貯蓄する目的」ができますので、今までよりはお金を使う際に「使っても大丈夫かな?」と考えるようになります。
それでもお金を使うときは使っています。全く使わないと(わたしは)ストレスが貯まりますので、バランスが大事だと思います。
貯蓄する方法は?
それでは貯蓄する目的・金額が決まったらどうすればいいのか?
それは投資信託で毎月決まった日(毎月1日とか)に積立される設定をすることです。
「え?この人何行っているかわからない」と思われた、そこのあなた!大丈夫です。全然難しくありません。そんなあなたは証券口座を持っていないのではないでしょうか?
まずは下記のページを読んでもらい、自身が気になる証券会社で口座を開設してみてください。
【2021年徹底比較】米国株投資!ネット証券おすすめランキング
上記ページの下部には口座開設した後に何をやればよいかについても解説している記事へのリンクもありますので、そちらを見ていただければ誰でも簡単にはじめることができます(投資未経験のわたしの妻でも理解できました!)
あとがき
わたしが浪費の半分は飲み会、もう半分はソシャゲへの課金でした(笑)
1回1回は1万円とか数千円程度なので大きくはないのですが、これらが重なっていくと月に10万とか20万とか使ってしまう月もありました。
しかもクレジットカードを利用していると全くお金を使っている感覚がなく、気づいたら使っていたということが多々ありました。(クレジットカードの明細が送られてきても見ていないような人間でしたw)
そんな状況を可視化してくれたのがマネーフォワードME(無料)です。
銀行口座やクレジットカードを接続するだけで、自動的に収入や支出を可視化してくれます。月に1回開いて確認するだけで、「先月は使いすぎたから、来月は少し節約しよう」といった感じに振り返りをすることができます。
家計簿アプリのマネーフォワードMEに興味を持たれた方は、下記の画像をクリックしてダウンロードしてみてください。
参考書籍
今回のご消化した貯蓄の設定ができたら、毎月掛かる固定費の削減にも着手してみてください。
会社のメンバーたちに「お金の大学」を勧めたら、みんなハマって節約するようになりました(10人以上)。もしよければこちらの書籍も手にとって見てください。
4分の1天引き法を考えた本多静六さんの貯蓄法や蓄財をどのようにやってきたかが綴られた書籍も参考になります(Kindle Unlimitedに入っている方は無料で読めます)。
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