2026年8月19日更新
この記事は2021年の家計相談をもとにした事例です。手取り・税金・社会保険・物価・サービス条件は人や時期で変わるため、現在の家計へ置き換えるときは本文の確認順を使い、金額をそのまま目標にしないでください。
家計相談コーナーの8記事目もマネーフォワードさんが運営するMONEY PLUSで取り上げられていた相談にわたしが勝手に答えていきます。
今回は月収で手取り55万円と比較的高収入な30代後半の独身男性からのご相談です。

わたしと似たような所得ですが、ちょっと前までは相談者の方と同じような状況でした
この相談は2021年当時の収入・支出を扱った記録です。2026年に同じ「手取り55万円」でも、賞与、扶養、居住地、税・社会保険の条件が違えば額面年収や使えるお金は変わります。手取り額だけから額面年収を一意に逆算しないでください。
2026年に家計を置き換える順番
- 直近3か月の手取り、家賃、固定費、年払い、変動費を分けて記録する
- 通信・保険・サブスクなど、解約条件と必要性を確認できる固定費から見る
- 生活防衛資金、近い将来の支出、毎月の貯蓄・投資の順に金額を決める
- 残った金額を自由費とし、無理な貯蓄率を設定しない
総務省統計局の家計調査は世帯全体の平均であり、個人の適正額ではありません。家計の可処分所得は実収入から税金・社会保険料などを差し引いたものとして定義されるため、相談者の手取りと統計の平均を混同しないようにします。
固定費を確認するときは、固定費から見直す優先順位、通信費の具体的な比較はスマホ代の料金と12か月総額、家計の可視化はマネーフォワード MEの無料版と有料版も参照できます。
このまま浪費していてはマズイと気づいた独身男性さんからの家計相談
30代男、一人暮らしです。独身男性が浪費を抑えるために有効な家計管理の方法はどんなものがありますか? 収入は手取りで55万円、ボーナスは150万円で年2回。家賃16万円、食費などの必要経費は10万円です。飲みや趣味の浪費が多く、給与から天引きしている10万円以外はほとんど残らず、月々の支出が赤字の場合はボーナスを切り崩してしまっています。
このままではマズいと思ってご相談しました。男性一人ですと意志力・自制心を失ってしまって浪費してしまうケースがほかにも多くあるのではないかと思います。
手取り55万だけど赤字月も… 独身男の賢い家計術は?
(30代後半 未婚 男性)

収入が増えても気づいたらお金が溶けている状況、わかります
浪費を抑えるために有効な家計管理の方法
はじめからお金が無かったものとして生活するだけ
どうしたら浪費が抑えられるのか、答えは簡単です。
はじめからお金が無かったものとして生活するだけです。具体的にはこの方はすでにされていますが、給与から天引をしているように、毎月自動的に引き落とされて貯蓄される仕組みをつくりましょう!
このブログでは何度も紹介していますが、本多静六さんの4分の1天引き法です。
誰でもできる本多静六の資産形成の方法を体現して豊かな人生を!
4分の1天引き法は著者が紹介する考え方の一例で、すべての人に適した貯蓄率ではありません。手取り55万円でも、家賃・借入・家族への支出・近い将来の予定を先に確認し、無理なく続く金額を決めます。
わたしの2021年8月の貯蓄率は57%でした。つまり半分以上貯蓄に回していることになります。人それぞれライフスタイルも異なりますし、何%が適切という答えはありませんが、参考にしてみてください。
どの程度の積立をする必要があるかの答えは未来にある
収入の半分以上を貯蓄する人は稀でしょう(笑)わたしは資産形成が趣味のような感じになっているため特殊なケースです。
では、どの程度の貯蓄をすればよいのか?その答えは「未来」にあります。
あなたが将来どのような暮らしを送りたいのか、どの程度の支出が発生するのか、人生設計(ライフプランニング)をする必要があります。下記のサイトでポチポチと選択していくと、ほんの数分で試算することができますので、そこで出てきた結果を見ながら考えてみてください。
自分で描く未来予想図 ライフプランシミュレーション(外部サイト)
これはわたし自身の経験ですが、将来像がイメージできるようになると「貯蓄する目的」ができますので、今までよりはお金を使う際に「使っても大丈夫かな?」と考えるようになります。
それでもお金を使うときは使っています。全く使わないと(わたしは)ストレスが貯まりますので、バランスが大事だと思います。
貯蓄する方法は?
それでは貯蓄する目的・金額が決まったらどうすればいいのか?
それは投資信託で毎月決まった日(毎月1日とか)に積立される設定をすることです。
「え?この人何行っているかわからない」と思われた、そこのあなた!大丈夫です。全然難しくありません。そんなあなたは証券口座を持っていないのではないでしょうか?
投資を始める場合も、生活防衛資金や近い将来に使うお金を先に分けます。NISAの制度・対象商品・注意点は、金融庁のNISA公式案内で確認し、証券会社のランキングだけで決めないでください。
固定費を見直しても生活防衛資金が不足している場合は、投資額を増やすより現金を厚くすることが先です。始める手順は新NISAで積立投資を始める手順で確認できます。
口座開設や商品購入を急がず、無料の公的情報を読んでから、自分の目的・期間・損失に耐えられる金額を決めます。
あとがき
収入が高くても、生活水準が同じ速度で上がれば資産は残りません。毎月の入金額を先に決め、昇給やボーナスの一部を自動的に積み上げる方法は、利回りより入金力を優先する資産形成の考え方でさらに詳しく解説しています。
わたしが浪費の半分は飲み会、もう半分はソシャゲへの課金でした(笑)
1回1回は1万円とか数千円程度なので大きくはないのですが、これらが重なっていくと月に10万とか20万とか使ってしまう月もありました。
しかもクレジットカードを利用していると全くお金を使っている感覚がなく、気づいたら使っていたということが多々ありました。(クレジットカードの明細が送られてきても見ていないような人間でしたw)
そんな状況を可視化してくれたのがマネーフォワードME(無料)です。
銀行口座やクレジットカードを接続するだけで、自動的に収入や支出を可視化してくれます。月に1回開いて確認するだけで、「先月は使いすぎたから、来月は少し節約しよう」といった感じに振り返りをすることができます。
家計簿アプリのマネーフォワードMEに興味を持たれた方は、下記の画像をクリックしてダウンロードしてみてください。
参考書籍
今回のご消化した貯蓄の設定ができたら、毎月掛かる固定費の削減にも着手してみてください。通信費を見直す場合は、スマホ代の料金と12か月総額の比較で、使用量や通話条件に合うプランか確認してから変更します。
会社のメンバーたちに「お金の大学」を勧めたら、みんなハマって節約するようになりました(10人以上)。もしよければこちらの書籍も手にとって見てください。
4分の1天引き法を考えた本多静六さんの貯蓄法や蓄財をどのようにやってきたかが綴られた書籍も参考になります(Kindle Unlimitedに入っている方は無料で読めます)。




コメント