私のポートフォリオがコロナショックで受ける影響を検証してみた

ポートフォリオ

私が投資をスタートしたのは2020年2月下旬からになります。コロナの影響がで始めた後に購入していったためコロナの影響は受けていません(どちらかというと追い風)。

でも「私がもっと前から株式投資をしていたどうなっていたのか?」が気になって、夜も7時間しか眠れなくなりました。そこで、私のポートフォリオはコロナショックでどのような影響を受けたのか?を検証してみました。

結果は「乗り越えられた」と言えるパフォーマンスを出せました。また、米国株価指標のS&P500に連動するVOOと比較しても現時点では勝っています。

この検証結果が皆さんのポートフォリオを見直すキッカケになれば幸いです。

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ロジャーズ次郎のポートフォリオを紹介

下記のバランスになるように、米国ETF、債券、金を一定の割合で、日々積立をしていっています(今回、投資信託や短期投資は除きます)。

ポートフォリオの中身と比率

米国ETFは48.3%、米国債券は17.2%、金は34.5%の比率になっています。私は40代、妻子持ちということもあり、あまりイケイケドンドンな投資スタイルではありません。子供がいなければ、もう少し株式比率を高めていたかもしれません。

ロジャーズ次郎のポートフォリオ
分類銘柄
米国ETFVYM、HDV、VDC、VGT、QQQ、VOO
米国債券TLT、VGIT、AGG
金ETFGLDM

米国ETFは細々と買いすぎな気はしていますが(特にHDV2.3%とか意味なさそう)、ここでは現状のポートフォリオについて検証していきます。

ロジャーズ次郎はコロナショックを乗り切れたのか?

前提条件

  • 2018年6月26日に投資スタート(GLDMが始まったタイミング)
  • 100万円をポートフォリオの比率に合わせて購入したとする
  • 購入手数料、分配金、経費などは加味していない

結果発表

こちらがシミュレーション結果です。

コロナショックの最安値でも投資開始時の100万円は維持できていました。ちなみにコロナ禍における最安値は3月20日が104万円でした。逆にコロナ前の最高値が2月19日124万円だったので16.1%減となりました。

「結構下がってんじゃん!」って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、VOOが33.9%減少していることを考えると優秀な結果と言えるのではないでしょうか。

そんなVOO、QQQと比較した結果はこちら。

ロジャーズ次郎vsVOOvsQQQ

QQQのパフォーマンスすごい・・・

ただし、コロナ禍での最安値は98万円と元本割れしており(29%下落)、下落率は最安値は私のポートフォリオの方が抑えられていました。メンタル豆腐の人だと手放しちゃっていたかもしれませんね。

銘柄ごとの金額推移を見てみた

積み上げ面グラフで見るとこんな感じです。よくわからないですね(汗)

超ざっくりの動きは似たような動きをしていますね。

100%積み上げ面グラフにしてみました。

これもわかりづらいですね。。。

コロナ以降に金価格が高騰しているため比率が上がった事がかろうじてわかるくらいですね。

銘柄別に投資開始時点からのパフォーマンスをチェック

下記の4点を比較することにしました。

  • 開始時点の投資金額
  • コロナ前の最高値
  • コロナ最安値
  • 2020年8月5日時点

また、銘柄ごとに投資金額が異なるため、パフォーマンスの比較をしやすくするため、開始時点の金額を100%として比較しました。

高配当銘柄は株価が軟調な傾向

個人的に一番衝撃を受けたのは、VYMは98.9%、HDVは99.9%とマイナスになっていることです(あくまで私の検証期間においてですが)。更にコロナ禍での値下がり率も最も高くなっています。

両方とも高配当銘柄の有名どころですが、やはり高配当銘柄は株価の伸びが弱いのかもしれません(株価が上がると高配当になりづらいから当然か)。

一応、投資開始時点の金額には戻ってきていますし、分配金目当てでこれら2つの高配当銘柄に投資をするのであれば、株価が大きく下落した時に買うのがよいですね(これはこの2銘柄以外の高配当株にも言える事だと思いますが)。

分配金を加味すれば収支はプラスにはなりますが、依然としてコロナ前の最高値水準に戻っていこないことを考えると、継続して購入するべきかどうかは見直しします(今回の分析期間以外も含めて)。

余談になりますが、高配当銘柄のSPYDも買っていましたが、今後の下落局面での値下がり率、株価の戻りが弱いことから積み増しをやめています。

最強銘柄はVGTという結果に

VGTとQQQはハイテク銘柄に投資できるETFとして比較される事が多いですが、私の検証期間・方法においてはVGTに軍配が上がりました

また、分配金もVGTの方が高いですし、その点でもVGTの方が良さそうです(この2銘柄においての分配金はおまけみたいなものですが)。

ただ、VGTにはGoogle(Alphabet)やFacebook、Amazonが含まれていないので、私はQQQと半々の比率で購入しています。

それらの銘柄に投資したいのであれば、直接買えばいいじゃんっていう気もしなくはないですが、Google(Alphabet)とAmazonは株価も高く、それぞれ15万円、30万円掛かるため、仕事終わりにチマチマと米国株・ETFを買うのが好きな私には向いていません。

安定感のある債券たち

米国国債 20年超の長期国債であるTLTはパフォーマンスも優秀ですね。私の保有銘柄の中で4番目の成長率です。

安定感ではバンガード社の米国中期国債ETFであるVGITが優れています。コロナの影響をほとんど受けていません。現金のインフレリスク対策としてはこちらの銘柄が良いかもしれません。

最後に国総合債券市場 ETFのAGGですが、こちらはコロナの影響を比較的受けています。国債以外の債券も含まれている事が影響しています。パフォーマンスを見る限りではAGGをやめて、VGITに一本化してもいい気がしてきました。

金は守りの資産としてだけではなく、攻めの資産にもなる?

直近の金価格の上昇は言わずもがなですが、コロナ前、コロナ最安値共にパフォーマンスは優秀だったのは知りませんでした。

金価格がどこまで上がるのかが見えないところでありますが、5000ドルまで上がっていくという高橋ダンさんの予想(根拠)を聞いて、納得いく内容だったため、毎月投資をしていっています。

ちなみに金ETFにはいくつか種類がありますが、GLDMが経費率や購入できる単価の安さ(2000円ちょいから買える)からオススメです。

まとめ

今回の検証では100万円分を購入後、放置プレイをしたときのパフォーマンス比較でしたが、実際にはリバランスを行なっていくため、異なる結果にはなっていたでしょう。

定期的に自身が投資している銘柄を振り返る事で、投資方針を見直ししていくことはパフォーマンスを高める上でも、自身の投資経験を高めていく上でも大切です(と、投資歴半年の奴が偉そうにw)。

今回の検証を通じて、HDVとAGGについては投資を継続するか検討するという宿題が生まれたのでやってみてよかったです。

皆さんもやってみてください。

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