2026年8月19日更新
2021年の相談事例を残し、食費の比較に使う統計を2025年平均へ更新しました。平均額は目標額ではなく、世帯人数・年齢・外食・惣菜・時間コストで結果が変わります。
これまでに家計相談記事を3つ書いてきましたが、実際にわたしに相談が来ているわけでもなく、他人の家計に対してあれやこれや言うのは楽しいです(めっちゃ真剣に考えて、記事を書いていますよ)。
今回もマネーフォワードさんが運営するMONEY PLUSで取り上げられていた相談にわたしが勝手に答えていきますが、今回の相談内容は一風変わった内容となっています。
4人家族・食費13万円家庭の旦那さんからの相談
食費にかかる金額についてアドバイスをください。妻は週3回のパートで共稼ぎです。毎月、平均12~13万円の食費がかかっています。これは、夫である私の昼食、飲み代は除いた金額です。特に高級な食材を購入している感覚はありません。ただ、共稼ぎなので、夕食に出来合いの物が出される回数が多いかなという印象です。
私の感覚では、平均的な食費に比べて高く、かなり無駄な出費が多いように思えます。妻に言っても、必要なものしか買っていないし、無駄はないという回答です。食費以外の消費も多く、なんとか無駄な部分を削りたいと思っています。この家族構成で、この食費の金額は平均的な範囲でしょうか?
(40代後半 既婚・子供2人(高1男・中2女) 男性)

お子さんは高校1年男子、中学2年女子と食べざかりがいますね
4人家族の食費13万円をどう比べるか?
13万円だけを見て、使いすぎかどうかを断定することはできません。まず、食費に外食・昼食・酒・惣菜・学校関連費を含めるかを家計内でそろえ、同じ定義の3か月平均で確認します。
2025年の家計調査と比べるときの注意
総務省統計局の「家計調査(家計収支編)2025年平均」では、二人以上の世帯の食料は月94,895円でした。平均世帯人員は2.87人で、相談者の4人家族とは世帯人数や年齢構成が異なります。
したがって、2020年の79,496円を使った本文の単純な4人÷3人の換算は削除しました。平均値を人数だけで掛け算すると、子どもの年齢、在宅時間、外食・惣菜、昼食や酒を食費に含めるかといった違いを落としてしまうからです。
2025年1月から家計調査の収支項目分類も改定されています。比較するときは、2025年平均結果の概要と収支項目分類を確認し、相談者の家計と統計の費目が同じかを確かめます。
高校生と中学生がいる相談者の家庭では、13万円が平均より高いかではなく、食費の内訳、食品ロス、調理時間、家族が納得できる食事の優先順位を一緒に確認する方が実用的です。

あくまで総務省のデータは平均なので、高い世帯も低い世帯もありますし、相談者さんのご家庭は許容範囲な気がします(特に食にはお金を掛けたい派のわたしの意見として捉えてください)
食費を削減するとしたらどうすればよい?
相談者の方は「夕食に出来合いのものが出される回数が多い印象」と言われています。一方で高級な食材を購入している感覚はないとも言われています。
食費を削減する場合のアプローチとしては次の方法が考えられます。
- 特売商品を中心に献立をつくる
- 食品ロスが発生していないか見直す
- 出来合いではなく、自分たちで調理する
ひとつずつ解説していきます。
特売商品を中心に献立をつくる
高級な食材を買っていないとのことでしたが、逆に特売品を狙ってみるという方法もあります。
ただ、共働きで忙しいですし、特売品を求めていろんなスーパーに買い出しにいくようなことをする余裕はないような気がしますし、こうした細かい努力を継続するのは大変なので、長続きしなさそうです。
ちなみに夕方のスーパーで値引きシールがはられている惣菜を買ったほうが、自分でつくるよりも安いなんてことも!(しかも楽ですし)

わたしがスーパーで食材を買うと高いやつ書いがちで、惣菜やお弁当を買ったほうが安いなんてことがよくあります(笑)
食品ロスが発生していないか見直す
共働きで忙しいこともあり、毎日こまめに買い物に行ってかず、まとめ買いをされている場合、賞味期限切れで廃棄する食材が多くなっているかもしれません。
最近の冷蔵庫は共働き家庭仕様になっており、冷凍庫の容量が大きくなっています。腐らせてしまう前に調理しやすい状態に加工し、冷凍しておくことで無駄をなくせるようになります。
出来合いではなく、自分たちで調理する
最後に出来合いのものを買っていることが要因ではないか?とのことでしたので、自分たちで調理することで食費を削減するパターンです。ここで重要なのは「自分たち」というところです。
おそらく奥さんが食事の用意をされていることが想像できますが、旦那さんも料理をされてみてはどうでしょうか?
仕事を終えたあとに更に夕飯の用意をするのは、けっこう大変です。まずはご自身で削減できることを奥さんに見せてあげてください。
もしくは休日に平日に食べる分の調理をしてしまい、冷凍保存しておくみたいなやり方もあります。

旦那さんやこどもも一緒に休日につくることでコミニケーションタイムとしても活用できるかもしれません
食費を削減するのか、他を削減するのか
「食費以外の消費も多く、なんとか無駄な部分を削りたいと思っています」とあるため、目的は節約によって支出を減らすことであると考えられます。
その場合はどれくらいを削減する必要があるのか、先にゴール設定してみてるといいでしょう。
削減額を平均値から逆算するのではなく、まず3か月の内訳から、食品ロス・重複購入・使っていない固定費など、家族が納得して変えられる項目を一つ選びます。
相談者さんの昼食代を弁当持参にするなどして節約したり、飲み会の回数を減らすなどもご自身で取り組めることかもしれません。それ以外にも週末は自炊するなどすれば、ムリではない金額です。

わたしはコロナ後に飲み会にいけなくなって、結果飲み代が大幅に減少しました
食費以外の支出も含めて減らしたい場合は、家族が納得できる金額を先に決め、固定費から見直す優先順位を確認します。通信費はスマホ代の料金と12か月総額、保険は積立型保険を解約した個人の記録を参考にできます。ただし、契約の変更は解約条件・保障・生活圏の品質を確認してから行います。
食費のような変動費だと毎月・毎週・毎日と気にしないといけないですが、固定費を一度見直すことができれば、その後はずっと効果を得ることができますので、掛けた時間に対してのリターンが大きいです。
減らすではなく増やす発想も
節約ではなく、お金を増やす発想もあります。
仕事で頑張って給与を増やす、奥さんのパートの日数を週5日に増やす、投資を通じて資産を増やすなどにも着手してみてください。

減らすことだけを考えると、発想が後ろ向きになっちゃいますし、人生つまらなくなると思っており、増やす方法も得ることでバランスを取りたいものです
あとがき
今回は奥さんが無駄使いしているのではないか?という相談でした。
夫婦でお金に対しての価値観は異なる場合、喧嘩の火種になることも多いでしょう。一度、どういったものにお金をかけるべきだと考えているのかといった価値観(優先順位)を夫婦で共有しあうことをおすすめします。
ここで注意してほしいのは「評価(批判)せずに、そのまま受け入れること」を意識して対話してください。例えば、奥さんは「時間を生み出すものにお金をかけたい」と言われた場合、それはなんでなのか?を聞いていってみてください。
もしかしたら、やりたいことがあったり、過去の経験からそのような価値観になったのかもしれません。同様にご自身の価値観も奥さんと共有することで、お互いの考え方の違いを知ることができれば、今まで無駄だと見えていたものが、違った形で見えるようになるかもしれません。
その上で支出を見直す際に取り掛かってほしいことは、特に固定費の見直しです。ここで重要なのが支出を家計簿で管理することです。そんな面倒な支出管理を楽にしてくれるのがマネーフォワードMEです。
わたし自身も使っているのですが、これ一つで銀行口座、証券口座、クレジットカード、電子マネーなどを一元管理できるため、資産管理が非常に楽になりました。私は接続したい口座が多いためプレミアムプランを契約していますが、普通の人であれば無料版で十分です。

無料プランでも口座を10個まで接続できるので、クレジットカード、銀行口座、証券口座、電子マネーなどをカバーすることができます。
まずは家計を見える化する方法してみましょう!
今回の相談者の方とはまったく家族構成は異なりますが、浪費を減らし、資産を増やす方法について書いた下記の記事も参考にされるとよいかと思います。
今回の相談者の元記事
4人家族、毎月食費が13万円 これって多いですか?




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